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第38回 天地人あらすじ「ふたつの関ヶ原」9/20
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大河ドラマ天地人 第38話「ふたつの関ヶ原」(9月20日放送)
福島正成らが、石田方の
岐阜城を攻め落とした。
知らせを聞いた徳川家康(松方弘樹)は、
上杉の押さえのため、伊達に出兵の指示を出す。
「褒美はたっぷり出すと甘い夢を見せてやれい」
家康は3万2千の軍勢で、
東海道を西へ向かった。
家康の嫡男、秀忠は3万8千の大軍を率いて
中山道に向かったが、信州真田の上田城で
引きとめられ、ついに関ヶ原の決戦には
間に合わなかった。
-----
会津若松城では、出羽山形城主、最上義明との
戦いに向かおうとしてた。
「この長谷堂城を落とせば、最上は
屈服いたしましょう」
「いざという時には、わしも参ろう」
「いえ。殿には、会津に控えて頂くのが第一。
いつ何時、伊達が領内に侵入するやもしれません」
「案ずるな。徳川と石田の戦が決するまで
伊達は動くまい」
「されど。。。」
「大将自ら陣頭にたつは
謙信公以来のならいじゃ。
必ずや天はわれらに味方しよう。」
------
美濃、大垣城の石田三成(小栗旬)の元へは、
「そうそうたる方々に御集り頂き、
三成、これにまさる感激はございませぬ」
宇喜多秀家、
「なんの、豊臣を守らねば、という思いは
わしらも同じ。
そちの呼びかけ、まさに時を得たものであったぞ」
大谷吉継
「さよう、家康めの暴虐をわれらが食い止めるは
今をおいて他はない!」
島左近「われらの勝利疑いはござらぬ」
「それがしがごとき、微力な者の声に
よくお応え下された。
亡き太閤殿下も御喜びでございましょう。
このご恩は、終世忘れはせぬ。」
-----
小早川秀秋を呼び止める石田三成。
「小早川様」
「なんじゃ」
「此度の参陣、改めて御礼を申し上げます。
会津討伐に加わらなんだ御決心、
感服のほかありません」
「わしは常々、上杉殿を手本としてきた故、
攻め入ることなど、できなんだ」
「小早川様には、豊臣恩顧の方々の要となって
お働き頂かねばなりません。
すべては天下安泰のため、何卒御尽力下さい」
「今更言うまでもないこと。
そなたとともに立つと決めたのじゃ。
安心して任せておれ!」
-----
大阪城にいる西軍総大将毛利輝元は、秀頼と遊んでいる。
淀君(深田恭子)は心配そうに尋ねる。
「内府は江戸を出たそうじゃぞ。
よいのか?総大将がここにいて」
「ご心配召されますな。
三成が、ここを使っておりますれば」
「されど。。」
「負ける戦にあらず。
いとこの秀元も参陣いたしております。
十万の大軍が家康ごとき、
苦もなく打ち破ってくれましょう」
心配そうな淀君。
-----
家康の軍勢は美濃を進み、
大垣城を攻めずにそのまま通りすぎようとしていた。
島左近「そのまま、西へ進み、
秀頼様のおられる大阪城を目指すか」
「そうはさせぬ。全軍に触れを出せ!」
その夜、石田三成は関ヶ原に向かい、
家康の行く手を阻むべく、陣を敷いた。
家康率いる東軍は、それに向き合う形で
布陣した。
西軍十万、東軍七万五千が
関ヶ原で向き合った。
-----
その頃、兼続率いる上杉勢は、最上方の
長谷堂城を二万の大軍で囲んでいた。
そこへ、上杉景勝自らが加勢にくるとの
知らせがきた。
「これは、ありがたい。
願ってもないことじゃのう」
「殿直々のご出馬と知れたら、
敵方も恐れをなすに違いありませぬ」
「皆の者、これを機に攻め込むのじゃ!」
皆が盛り上がる中、ひとり厳しい表情の兼続。。。
-----
慶長5年9月15日、早朝。
関ヶ原は濃い霧に包まれていた。
島左近「静かでございますなあ」
鉄砲の音が響き、
宇喜多勢から戦闘を開始した。
出羽では、上杉勢も城攻めを開始した。
-----
関ヶ原では、西軍が優勢に
戦いを進めていたが、
勝敗はいまだ見えぬまま。
西軍の主力、小早川、毛利は陣から動かず、
三成方十万のうち戦っていたのは
わずか3分の1程度であった。
家康の本陣が、動いたが小早川は
相変わらず動かない。
何度ものろしを上げるが、動かぬ小早川に
島左近が督促に行こうとするが、
三成がこれをさえぎり、
「わしが行く!」
「なんと!?」
「わしが小早川様のもとへ行く」
:
小早川秀秋の陣では、
「また、のろしじゃ。。。」
決心できない、小早川秀秋がうろたえていた。
「殿、そろそろわれらも去就を明らかにせねば
なりませぬ」
「今、考えておる!
どちらとも戦いたくないのじゃ!」
そこへ徳川からの使者がきた。
「内府殿の。。」
使者は、遠山康光(螢雪次朗)であった。
そこへ、石田三成もやってきた。
「何故戦われませぬ!」
「いや、戦のころあいを見ておるのじゃ!
「もうひと押しでわれらは勝ちまする」
「秀頼様はわが弟ぞ!
わしが戦わぬわけがないではないか!」
「左様でございます。家康成敗の暁には、
小早川様には関白におなりあそばすゆえ、
「関白!?。。」
表情がひきつる秀秋。
その脳裏には、三成の前で処刑された
前関白、秀次の一族の光景がうかんだ。。
「何卒、何卒お頼み申す」
「はよ、陣にもどれ!
では、くれぐれもよしなに」
徳川の使者遠山の言上を回顧する秀秋。。
『内府様は、当方にお味方下されば、さらに
2カ国の加増を約束すると仰せでござる。
誓詞もほれ、このとおり』
-----
陣に戻った三成は、小早川秀秋が間もなく
動くと信じ戦いを優勢に進めていた。
劣勢の徳川家康、
「敵が目の前に迫っておるではないか。
このままでは負ける。松尾山の子倅は何をしておる!
小早川の陣に向かって鉄砲を打ちこめ!」
小早川の陣では、
「内府殿が怒っておる。。」
「皆の者、打って出る!」
「はっつ。。」
「で、どちらにでござりましょう?」
「えーいっ!
打って出ると申したであろう!」
----
小早川が動き出したのを見た石田方、
「ようし、小早川が動いたぞ!
これで毛利も動きましょう。
お味方の勝利、決まりましたぞ!」
だが。。
三成は我が目を疑う!?
「小早川が刑部の方に向かっておる。。
あやつ!血迷ったか!!」
「大谷勢が危ない。
後詰を前に出せ!
大谷勢に加勢しろ!」
-----
大谷刑部吉継
「はて?何があった!?」
「殿!小早川の寝返り!」
「何?皆!備えよ!」
「えーい!皆の者ひるむな!」
:
家康の本軍が動き出したが、
毛利は相変わらず動かない。
三成「毛利はどうした!
何故動かぬ!?」
小早川秀秋の裏切りにより、
西軍は総崩れとなった。
徳川家康「ようし、子倅、でかしおった!
後は、治部少の首じゃ。
者ども、存分に手柄せよ!」
-----
大谷吉継は敗れた。
「もはやこれまでじゃのう」
「最後の頼みじゃ。
わが首が敵にさらされることなきよう、
地中深く埋めよ」
-----
三成「毛利まで戦わずして逃げるか」
そこへ、福島正則が攻め入ってきた。
「勝てる戦を。。。
わずか一日で。。」
兼続の言葉を思い浮かべる三成
『お主にしかできぬ。
お主はわしが天下において、
もっとも信じる男だ。。。』
討ち死にしようとする石田三成を
島左近が押しとどめる。
「何をする、左近!」
「御安心ください。私が時を稼ぎまする。
急ぎ落ちられませ。
大阪城にもどれば再起の道がございます。
上杉がおりまする。
直江殿も戦っておられます」
「左近。。。」
「死んではなりませぬ」
「殿。。」
にっこりすると、
「おさらばでござる」
刀を抜いて戦場に向かう島左近。
「われこそは、石田三成が家来、
島左近勝猛(しまさこんかつたけ)!
者ども!!我が首をとって、手柄にせい!」
-----
三日後、石田三成は、居城の佐和山城にたどりついた。
しかし、城は炎上していた。
「みんな、許せ。。。」
そこへ初音がやってきた。
「わたくしでございます」
「初音!」
「どれほどお探ししたことか。
よかった、御命があって」
しかし、追手に見つかってしまう。
「早く!安全な場所へ」
-----
その頃、出羽で長谷堂城を攻める兼続たち。
真田が徳川秀忠の軍勢4万を足止めしたとの
連絡が届く。
「さすが真田じゃ。やりおったわ」
「真田の軍勢はたかだか2千じゃろう。
それで4万の軍勢を食い止めるとは」
「われらもこうしてはおられませぬ。
これしきの城、一気に攻め落としてしまいましょう」
「あせってはならぬ」
:
「此度の戦は日本全土を巻き込んだ大戦。
それを制するはそれぞれが持ち場を
慎重に守ることこそ肝要じゃ。
われらの勤めは、伊達、最上を確実に押さえること。
それを忘れてはならぬ」
「われらが西へ向かうのはそれからじゃ」
泉沢久秀「それは、石田殿に合流し、共に家康を討つと?」
「左様」
「上方の戦に上杉も討ってでるというわけじゃな」
「ならば気が抜けぬのう!」
久秀「兼続、石田殿もわれらの到来を待ち望んで
おられような」
「ああっ」
------
洞窟で初音に匿われている三成。
「刑部はどうなった?
宇喜多は?」
「戦は、ひとまずお忘れください。
生きて大阪城へ入る。
今は、そのことだけを。」
「どこかで食べ物を手に入れて参ります」
「初音!。。。
気をつけて行け」
「すぐにもどります」
水の音に気付いた三成。
水たまりを見つけ、飲もうとすると
日が差し込んできた。
天を見上げる三成。
「天よ!我を守らせたまえ!」
水を飲み、ふと洞窟の外に目をやると、
追っての姿が。。
-----
出羽、上杉の陣に
石田三成敗戦の報が届く。
久秀「同日夕刻までに石田殿方、大敗」
景勝「何じゃと?!」
久秀「小早川の寝返りにて」
兼続「小早川の寝返り?!」
久秀「石田殿の生死のことは、定かではないとのことじゃ」
景勝「わずか1日して負けるとは。。」
兼続
「この知らせは程なく最上や伊達、
奥羽全土に届きましょう。
さすれば敵は一気に上杉にかかって参りまする。
天下の形勢はいまだ定まらず。
われらは急ぎ次に備えねばなりませぬ。
ここに長居はもはや無用。
直ちに引き上げの下知を!」
伊達と最上が動いて、こちらに向かっているとの
知らせが届く。
「殿、陣ぶれを!」
「われらは、会津に戻る」
「敵に気付かれぬよう、旗差し物はこのままに。
炊事の煙もたて続けよ。
そして百人1組ずつひそかに陣を離れる」
「はっ」
「しんがりは、わしが務める」
久秀「お主は殿のおそばにいろ。
しんがりは、わしが」
甘糟「いや、上杉の後ろ盾は、わしに任せろ」
兼続「ならぬ!
これは、わしの務めじゃ!」
「さあ、皆、急いでかかれ!
無事会津に戻れば、まだいくらでも打つ手はある。
しかと命じたぞ」
-----
伊達政宗(松田龍平)
「これで旗色は一気に変わった。
奥羽はおれのものだ」
-----
しんがりを務め、敵を迎え撃つ兼続。。。
「三成。。一体何があったのじゃ。。」
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