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第17回 天地人あらすじ「直江兼続誕生」4/26
大河ドラマ天地人 第17話「直江兼続誕生」(4月26日放送)
直江兼続,直江信綱,武田勝頼,上杉景勝,菊姫直江信綱が斬られた!
その場にいた上田衆を問い詰める兼続。
「一体何があった!」
「毛利様が、山崎様と直江様に斬りつけた!」
「何故じゃ!?」
「毛利さまは、われらや、そなたのお取立てに
たいそう御不満の様子でのう。」
「それを直江様が、止めようとなさったのだ。」
:
:
毛利が激昂して、山崎を問い詰めている。
必死に説得する直江信綱(山下真司)
「上田衆に最も過酷な持ち場を任される
殿のご裁量がわからぬか!」
「ええい、だまれ!
大体、樋口の子倅めが家老など!」
「口が過ぎる!無礼であろう!」
山崎に斬りつける毛利、駆け寄ろうとした
信綱も斬られる。
:
:
信綱は、お船に
「婿としての務めを果たせず、
すまん。
:
後を頼む。」
と、言い残して息を引き取る。
名門の出ではない若者を重用する、
上杉景勝への反発が招いた事件であった。
-----
「はっ?今なんと?」
「直江家を継げと申しておる。」
「直江家を、私が。。」
「直江家は上杉の筆頭家老を務める名門じゃ
このまま絶やさせてはならぬ。」
「そちが直江を継げば、
家中も治まろう。」
「しかしながら、その儀だけは。。」
直江家を継げば、不満をこらえて
頭を下げるものもおりましょう。
されどそれは、形ばかりのこと。
それに。。お船殿が。。。」
:
「わしとて、気は進まぬ。」
「夫婦とは思わず、同志と思えばよい。
お船は並みの女子ではない。
家を守り、国を守ろうとする気概は
男に引けをとらぬ。
あの女子なれば。。。」
-----
お船(常盤貴子)は、春日山から70kmほど離れた
直江家の居城、与板城に戻り、
信綱の喪に服していた。
妙椿尼(萬田久子)は、仙桃院(高島礼子)からの
文を手渡し、
「まだこのようなことを言うのは
早いが。。。
兼続を婿とするのは、どうかと。。」
はっと驚く、お船。。。
夫・信綱の臨終間際の、
「後を頼む。。」という
言葉に込められた想いと、
自分の進むべき道に
決意を固めるお船。
一方、兼続も、
「上杉を頼む」という信綱の言葉に
決意を改める。
-----
「お船がお主を婿とすることを承知した。」
「直江を継ぐのじゃ!
兼続!
これは主命じゃ。」
「はっつ!」
「一時の後、戦評定じゃ。
家老として参ぜよ」
「はっつ!」
天正9年10月、兼続は、景勝の命により、
直江家に婿入りすることとなり、
直江兼続が誕生した。
しかし、織田信長の越中進行により、
夫婦は顔を合わすこともなかった。
-----
戦評定で、吉江宗信(山本圭)は、
越中の要、魚津に自分を差し向けるよう、
願い出る。
厳しい戦いになることを
懸念する景勝であったが、
吉江の意気込みを認めて、
「相分かった。今こそわれらに、
謙信公以来の武勇の手本、
示してくれ。」
「ありがたきお言葉」
その様子を、上田衆の
阿部政吉(葛山信吾)は、
何か言いたげに見つめる。
:
八海山、妙高山の山伏を
訓練する兼続のもとに、
阿部政吉がやってきて、
訓練の様子を感心して褒める。
各方面への手配を説明する兼続。
「ならば兼続、わしを魚津にやれ。
お前の腹には、すでにその思案があろう。」
「隠してもわかるぞ。
わらべのころより、共に
飯を食ってきたのだからのう。」
「吉江様の軍略の手足となるものが
いるじゃろうが。」
魚津城がもっとも厳しい戦場になると
予想する阿部は、
だからこそ、そこには、
殿の腹心、上田衆が行くべきだと主張する。
「阿部殿しかおらぬと、思っておりました。」
:
「ならばよいな、わしを魚津に。」
「なれど。。」
「もし情を挟んでおるのなら、
それはならんぞ、兼続。」
上に立つ者の、最もしては
ならぬことじゃ。」
「はい、阿部殿、お願いいたしまする。」
「まったく。。
お主をしかるのは、
これで、最後にしたいものじゃ」
「それは、わたしとて同じこと」
はっはっは。。
-----
織田信長(吉川晃司)に拝謁する
石田佐吉(のち、石田三成、小栗旬)が、
羽柴秀吉(笹野高史)とともに、控えている。
「面(おもて)を上げよ」
面を上げた石田佐吉は、信長の顔を
じっと見つめる。
秀吉は心配して(これ、佐吉い〜)
「面をあげよとの仰せゆえ。」
「気にいった。猿ではなく
俺に仕えんか?」
「えっ?」驚く秀吉。
(返答に気をつけよ〜)
「恐れながら、もしわたしが、
上様にお仕えする定めであったとしたら、
主より先にお会いしたはずであります。」
「ほお〜?」
「天の采配には、逆らえませぬ。」
「天か。」
「はっ。」
「天とは、ほかならぬ俺のこと。
その俺が命じても家来になるのは、
いやだとぬかすか。」
「世に伯楽あり。しかる後に千里の馬あり。
と申します。
私には、上様が思われるほどの才覚はありません。
私が千里の馬に見えるとすれば、
それはひとえに我が主あってのこと。
お買いかぶりが過ぎましょう。」
ふふふふふ。
「ぬけぬけと申すことよ。」
「猿。」
「はっ」
「せいぜい、この知恵者を大事にせよ。
必ずや、うぬの片腕となろう。」
「はは〜っつ」
------
よくも信長様に向かって、
どうどうとあんなことを。。。
と言う初音(長澤まさみ)に、
石田佐吉は、
天下を取ろうとしている信長の心を
のぞいて見たくなったという。
一緒に天下取りの夢をみたい。
「お前もそうだろう?」
「あの男もあなたと同じ目をして
信長さまを見つめていた。」
「あの男?」
「信長さまに殺されかけた時、
逃がしてあげたじゃない。」
「ああ、あの上杉のやつか」
「同じ夢を持っているのかしら」
「あの男、きっといつか、
わたしたちの前に現れる。。。」
------
信長進軍の知らせが、春日山に届く。
「武田にはもちこたえてもらねばならぬ。」
菊姫(比嘉愛未)が景勝に援軍を乞うが、
景勝は、雪が降る間は、動けぬと告げる。
------
お船に文を書こうとする兼続。
なかなか筆が進まない。
弟の与七(小泉孝太郎)が心配して
会いに行ってはどうかと勧めるが、
この状況では行けない、という。
「それに蔑んでおるやもしれぬ。
直江の名籍だけが目当てのさもしい男と。。」
夜空に降る雪を見つめながら
屈折した思いの兼続であった。。。
:
その頃、同じ夜空を見つめるお船。
妙椿尼が心配して話しかける。
「兼続殿から何か頼りはあったか?」
「いえ。。
お忙しいことでございましょう。」
「この雪が融ければ、戦が
始まりまする。。。」
-----
天正10年2月、武田は身内の裏切りにより
信濃を奪われ、ついに甲斐まで
攻め込まれようとしていた。
次々に裏切りにあって、窮地に
立たされている。
菊姫の懇願と上杉謙信(阿部寛)の教えを
思い出す景勝。
「今頼れるは、上杉のみ。。」
:
「助けを求めるものあらば、
万難を排して、駆けつけるが上杉の勤め。
私が考える義とは、人が人としてあることの
美しさよ。」
景勝が決断する。
「援軍を差し向ける」
そんな余裕はない、と反対する
泉沢久秀(東幹久)に
「何があろうと、救わねばならぬ。
武田は、わが盟友じゃ。
ここで立たねば何とする!」
景勝の言葉にはっとする兼続
「殿の仰せごもっとも。
もし助けぬとあれば、
上杉は義を失い、
いずれ武田と同じ道を辿りましょう。
苦しき今こそ、上杉の義を、
誇りを捨ててはならぬ時。」
「急ぎ出陣の支度にかかれ。」
「兵数はいかほど?」
「兼続」
「2500
して、大将は?」
「政繁(鷲生功)がよかろう。」
「はっつ」
「兼続、あとの仔細はそちに任せる。」
「はっつ」
-----
兼続は、武田への援軍を手配する。
上杉からの書状に感激する武田勝頼。
「兼続殿が助けに来てくれるのか。」
「われらは人数が足らぬわけではないが、
ご出兵頂けるとは、ありがたい。
当方の備えは万全なので、これ以上の心配は無用」
名門武田の見栄と誇りが交差する
勝頼直筆の書状が残されている。。。
追い詰められた武田を救おうとしたのは、
上杉だけだったが、結局、側近に裏切られた
勝頼は、天正10年3月、天目山で自刃した。
-----
武田に勝利した織田信長。
明智光秀(鶴見辰吾)が、信長に言上している。
「武田が滅亡した今、もはや天下は目前。
お喜び申し上げます。」
ぎょろっと光秀を睨みつける信長。
「奥に茶席が設けてあります。
殿には、ごゆるりとお休みいただき。」
「遅すぎるぞ光秀。」と
信長は、刀のさやで光秀を
突き飛ばす。
わけがわからない、光秀。
「恐れながら、遅いとは?」
そのまま奥に行こうとしていた信長は、
怒って引き返し、光秀を足蹴にする。
「殿、どうかお許しを。。」
徳川家康(松方弘樹)がとめる。
「織田殿、もうそのあたりで。。。」
「徳川殿に免じて。」
-----
徳川家康と本多正信(松山政路)を
お茶に招いた明智光秀
「先ほどは、お見苦しいところを
お見せしてしまいました。」
上杉の動きについて問う光秀に、
「本音を申せば、恐れております。
あのようなすがすがしい行いが、
この乱世、残っていたとは。。
上杉には、謙信公の遺風がまだ
生きておるようですなあ。」
「徳川様、
本音はどうなのでございます。
まこと上様についていかれる
おつもりですかな。」
信長への不信感を表わす光秀。
「ご嫡男、信康様を自害させ、ご正室を
殺さねばならなかった恨み、
今だお忘れではありますまい。」
「ふふふ。
さて、われらは、これにて
御免つかまつります。」
「これは、何のもてなしもせぬというに。。」
「されど、ご貴殿とは、
通じ合う間柄でございますれば、
今宵のこと、
決して他言いたしませぬ。」
含みのあるところを匂わす家康。。
「いずれまた。」
-----
天正10年3月、駿河、甲斐、信濃を征服した
織田信長は、上杉包囲網を完成させていた。
川中島で信長軍に勝ったことを報告する兼続が
奥方の具合が悪いことを伝える。
-----
床に休んでいた菊姫を、
脇で見守る景勝。
気づいた菊姫。
「大事ないか」
「殿、いつからこちらに。」
慌てて起き上がる。
「そのままでよい。」
「いえ」
「勝頼殿のこと、まこと気の毒であった。」
「武田が滅んだ今、上杉にとって
私は、もう何の値打もありませぬ。
城を追われる覚悟はできております。」
「そなたは、わしの妻じゃ」
驚く菊姫。
「殿。。。」
「夫として、これからも
わしが守って参る。」
伏し目がちに、恥ずかしそうに話す景勝。
「私は。。
嫁に参ったとは申せ、
そのお言葉を真には信じることが
できませんでした。
されど。。
今、初めて、妻となれた
思いが致します。」
亡き伏す菊姫。
そばによって、肩を抱く景勝。
「泣くでない。」
ぎこちなく手を握る。。。
「はい。」
-----
忍びから、魚津城が織田勢1万五千に
取り囲まれているとの報告が届く。
助けに行こうとする景勝を
必死に止める兼続。
今、動いては、包囲されている上杉は
信長の思うつぼになってしまう。
tag:天地人 / あらすじ / 直江兼続 / 上杉景勝 / 菊姫 / 直江信綱 / お船
直江兼続,直江信綱,武田勝頼,上杉景勝,菊姫直江信綱が斬られた!
その場にいた上田衆を問い詰める兼続。
「一体何があった!」
「毛利様が、山崎様と直江様に斬りつけた!」
「何故じゃ!?」
「毛利さまは、われらや、そなたのお取立てに
たいそう御不満の様子でのう。」
「それを直江様が、止めようとなさったのだ。」
:
:
毛利が激昂して、山崎を問い詰めている。
必死に説得する直江信綱(山下真司)
「上田衆に最も過酷な持ち場を任される
殿のご裁量がわからぬか!」
「ええい、だまれ!
大体、樋口の子倅めが家老など!」
「口が過ぎる!無礼であろう!」
山崎に斬りつける毛利、駆け寄ろうとした
信綱も斬られる。
:
:
信綱は、お船に
「婿としての務めを果たせず、
すまん。
:
後を頼む。」
と、言い残して息を引き取る。
名門の出ではない若者を重用する、
上杉景勝への反発が招いた事件であった。
-----
「はっ?今なんと?」
「直江家を継げと申しておる。」
「直江家を、私が。。」
「直江家は上杉の筆頭家老を務める名門じゃ
このまま絶やさせてはならぬ。」
「そちが直江を継げば、
家中も治まろう。」
「しかしながら、その儀だけは。。」
直江家を継げば、不満をこらえて
頭を下げるものもおりましょう。
されどそれは、形ばかりのこと。
それに。。お船殿が。。。」
:
「わしとて、気は進まぬ。」
「夫婦とは思わず、同志と思えばよい。
お船は並みの女子ではない。
家を守り、国を守ろうとする気概は
男に引けをとらぬ。
あの女子なれば。。。」
-----
お船(常盤貴子)は、春日山から70kmほど離れた
直江家の居城、与板城に戻り、
信綱の喪に服していた。
妙椿尼(萬田久子)は、仙桃院(高島礼子)からの
文を手渡し、
「まだこのようなことを言うのは
早いが。。。
兼続を婿とするのは、どうかと。。」
はっと驚く、お船。。。
夫・信綱の臨終間際の、
「後を頼む。。」という
言葉に込められた想いと、
自分の進むべき道に
決意を固めるお船。
一方、兼続も、
「上杉を頼む」という信綱の言葉に
決意を改める。
-----
「お船がお主を婿とすることを承知した。」
「直江を継ぐのじゃ!
兼続!
これは主命じゃ。」
「はっつ!」
「一時の後、戦評定じゃ。
家老として参ぜよ」
「はっつ!」
天正9年10月、兼続は、景勝の命により、
直江家に婿入りすることとなり、
直江兼続が誕生した。
しかし、織田信長の越中進行により、
夫婦は顔を合わすこともなかった。
-----
戦評定で、吉江宗信(山本圭)は、
越中の要、魚津に自分を差し向けるよう、
願い出る。
厳しい戦いになることを
懸念する景勝であったが、
吉江の意気込みを認めて、
「相分かった。今こそわれらに、
謙信公以来の武勇の手本、
示してくれ。」
「ありがたきお言葉」
その様子を、上田衆の
阿部政吉(葛山信吾)は、
何か言いたげに見つめる。
:
八海山、妙高山の山伏を
訓練する兼続のもとに、
阿部政吉がやってきて、
訓練の様子を感心して褒める。
各方面への手配を説明する兼続。
「ならば兼続、わしを魚津にやれ。
お前の腹には、すでにその思案があろう。」
「隠してもわかるぞ。
わらべのころより、共に
飯を食ってきたのだからのう。」
「吉江様の軍略の手足となるものが
いるじゃろうが。」
魚津城がもっとも厳しい戦場になると
予想する阿部は、
だからこそ、そこには、
殿の腹心、上田衆が行くべきだと主張する。
「阿部殿しかおらぬと、思っておりました。」
:
「ならばよいな、わしを魚津に。」
「なれど。。」
「もし情を挟んでおるのなら、
それはならんぞ、兼続。」
上に立つ者の、最もしては
ならぬことじゃ。」
「はい、阿部殿、お願いいたしまする。」
「まったく。。
お主をしかるのは、
これで、最後にしたいものじゃ」
「それは、わたしとて同じこと」
はっはっは。。
-----
織田信長(吉川晃司)に拝謁する
石田佐吉(のち、石田三成、小栗旬)が、
羽柴秀吉(笹野高史)とともに、控えている。
「面(おもて)を上げよ」
面を上げた石田佐吉は、信長の顔を
じっと見つめる。
秀吉は心配して(これ、佐吉い〜)
「面をあげよとの仰せゆえ。」
「気にいった。猿ではなく
俺に仕えんか?」
「えっ?」驚く秀吉。
(返答に気をつけよ〜)
「恐れながら、もしわたしが、
上様にお仕えする定めであったとしたら、
主より先にお会いしたはずであります。」
「ほお〜?」
「天の采配には、逆らえませぬ。」
「天か。」
「はっ。」
「天とは、ほかならぬ俺のこと。
その俺が命じても家来になるのは、
いやだとぬかすか。」
「世に伯楽あり。しかる後に千里の馬あり。
と申します。
私には、上様が思われるほどの才覚はありません。
私が千里の馬に見えるとすれば、
それはひとえに我が主あってのこと。
お買いかぶりが過ぎましょう。」
ふふふふふ。
「ぬけぬけと申すことよ。」
「猿。」
「はっ」
「せいぜい、この知恵者を大事にせよ。
必ずや、うぬの片腕となろう。」
「はは〜っつ」
------
よくも信長様に向かって、
どうどうとあんなことを。。。
と言う初音(長澤まさみ)に、
石田佐吉は、
天下を取ろうとしている信長の心を
のぞいて見たくなったという。
一緒に天下取りの夢をみたい。
「お前もそうだろう?」
「あの男もあなたと同じ目をして
信長さまを見つめていた。」
「あの男?」
「信長さまに殺されかけた時、
逃がしてあげたじゃない。」
「ああ、あの上杉のやつか」
「同じ夢を持っているのかしら」
「あの男、きっといつか、
わたしたちの前に現れる。。。」
------
信長進軍の知らせが、春日山に届く。
「武田にはもちこたえてもらねばならぬ。」
菊姫(比嘉愛未)が景勝に援軍を乞うが、
景勝は、雪が降る間は、動けぬと告げる。
------
お船に文を書こうとする兼続。
なかなか筆が進まない。
弟の与七(小泉孝太郎)が心配して
会いに行ってはどうかと勧めるが、
この状況では行けない、という。
「それに蔑んでおるやもしれぬ。
直江の名籍だけが目当てのさもしい男と。。」
夜空に降る雪を見つめながら
屈折した思いの兼続であった。。。
:
その頃、同じ夜空を見つめるお船。
妙椿尼が心配して話しかける。
「兼続殿から何か頼りはあったか?」
「いえ。。
お忙しいことでございましょう。」
「この雪が融ければ、戦が
始まりまする。。。」
-----
天正10年2月、武田は身内の裏切りにより
信濃を奪われ、ついに甲斐まで
攻め込まれようとしていた。
次々に裏切りにあって、窮地に
立たされている。
菊姫の懇願と上杉謙信(阿部寛)の教えを
思い出す景勝。
「今頼れるは、上杉のみ。。」
:
「助けを求めるものあらば、
万難を排して、駆けつけるが上杉の勤め。
私が考える義とは、人が人としてあることの
美しさよ。」
景勝が決断する。
「援軍を差し向ける」
そんな余裕はない、と反対する
泉沢久秀(東幹久)に
「何があろうと、救わねばならぬ。
武田は、わが盟友じゃ。
ここで立たねば何とする!」
景勝の言葉にはっとする兼続
「殿の仰せごもっとも。
もし助けぬとあれば、
上杉は義を失い、
いずれ武田と同じ道を辿りましょう。
苦しき今こそ、上杉の義を、
誇りを捨ててはならぬ時。」
「急ぎ出陣の支度にかかれ。」
「兵数はいかほど?」
「兼続」
「2500
して、大将は?」
「政繁(鷲生功)がよかろう。」
「はっつ」
「兼続、あとの仔細はそちに任せる。」
「はっつ」
-----
兼続は、武田への援軍を手配する。
上杉からの書状に感激する武田勝頼。
「兼続殿が助けに来てくれるのか。」
「われらは人数が足らぬわけではないが、
ご出兵頂けるとは、ありがたい。
当方の備えは万全なので、これ以上の心配は無用」
名門武田の見栄と誇りが交差する
勝頼直筆の書状が残されている。。。
追い詰められた武田を救おうとしたのは、
上杉だけだったが、結局、側近に裏切られた
勝頼は、天正10年3月、天目山で自刃した。
-----
武田に勝利した織田信長。
明智光秀(鶴見辰吾)が、信長に言上している。
「武田が滅亡した今、もはや天下は目前。
お喜び申し上げます。」
ぎょろっと光秀を睨みつける信長。
「奥に茶席が設けてあります。
殿には、ごゆるりとお休みいただき。」
「遅すぎるぞ光秀。」と
信長は、刀のさやで光秀を
突き飛ばす。
わけがわからない、光秀。
「恐れながら、遅いとは?」
そのまま奥に行こうとしていた信長は、
怒って引き返し、光秀を足蹴にする。
「殿、どうかお許しを。。」
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「織田殿、もうそのあたりで。。。」
「徳川殿に免じて。」
-----
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「先ほどは、お見苦しいところを
お見せしてしまいました。」
上杉の動きについて問う光秀に、
「本音を申せば、恐れております。
あのようなすがすがしい行いが、
この乱世、残っていたとは。。
上杉には、謙信公の遺風がまだ
生きておるようですなあ。」
「徳川様、
本音はどうなのでございます。
まこと上様についていかれる
おつもりですかな。」
信長への不信感を表わす光秀。
「ご嫡男、信康様を自害させ、ご正室を
殺さねばならなかった恨み、
今だお忘れではありますまい。」
「ふふふ。
さて、われらは、これにて
御免つかまつります。」
「これは、何のもてなしもせぬというに。。」
「されど、ご貴殿とは、
通じ合う間柄でございますれば、
今宵のこと、
決して他言いたしませぬ。」
含みのあるところを匂わす家康。。
「いずれまた。」
-----
天正10年3月、駿河、甲斐、信濃を征服した
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川中島で信長軍に勝ったことを報告する兼続が
奥方の具合が悪いことを伝える。
-----
床に休んでいた菊姫を、
脇で見守る景勝。
気づいた菊姫。
「大事ないか」
「殿、いつからこちらに。」
慌てて起き上がる。
「そのままでよい。」
「いえ」
「勝頼殿のこと、まこと気の毒であった。」
「武田が滅んだ今、上杉にとって
私は、もう何の値打もありませぬ。
城を追われる覚悟はできております。」
「そなたは、わしの妻じゃ」
驚く菊姫。
「殿。。。」
「夫として、これからも
わしが守って参る。」
伏し目がちに、恥ずかしそうに話す景勝。
「私は。。
嫁に参ったとは申せ、
そのお言葉を真には信じることが
できませんでした。
されど。。
今、初めて、妻となれた
思いが致します。」
亡き伏す菊姫。
そばによって、肩を抱く景勝。
「泣くでない。」
ぎこちなく手を握る。。。
「はい。」
-----
忍びから、魚津城が織田勢1万五千に
取り囲まれているとの報告が届く。
助けに行こうとする景勝を
必死に止める兼続。
今、動いては、包囲されている上杉は
信長の思うつぼになってしまう。
tag:天地人 / あらすじ / 直江兼続 / 上杉景勝 / 菊姫 / 直江信綱 / お船
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第38回 天地人あらすじ「ふたつの関ヶ原」9/20
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第37回 天地人あらすじ「家康への挑戦状」9/13
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大河ドラマ天・・・
第36回 天地人あらすじ「史上最大の密約」9/6
大河ドラマ天地人 第36話「史上最大の密約」(9月6日放送)
慶長4年閏3月3日、前田利家が亡くなったその夜、
福島正則(石原良純)、加藤清正(高橋努)、
黒田長政、細川忠興、浅野幸長、池田・・・
第35回 天地人あらすじ「家康の陰謀」8/30
大河ドラマ天地人 第35話「家康の陰謀」(8月30日放送)
直江兼続(妻夫木聡)が、
父・樋口惣右衛門(高嶋政伸)を連れて、
山の上から若松城を遠く眺めている。
「あれがわれらが新しい・・・
第34回 天地人あらすじ「さらば、越後」8/23
大河ドラマ天地人 第34話「さらば、越後」(8月23日放送)
京の屋敷で仕事をしている直江兼続(妻夫木聡)。
お船(常盤貴子)と話していると、
石田三成(小栗旬)からの急な使者。
呼び・・・
第33回 天地人あらすじ「五人の兼続」8/16
大河ドラマ天地人 第33話「五人の兼続」(8月16日放送)
直江兼続(妻夫木聡)が家老になって15年、今や
上杉家の重要事は兼続がすべて采配していた。
この日も、兼続が多くの指図をして、・・・
第32回 天地人あらすじ「世継ぎの運命(さだめ)」8/9
大河ドラマ天地人 第32話「世継ぎの運命(さだめ)」(8月9日放送)
朝鮮、明国との戦のため、海を渡った上杉景勝(北村一輝)たちは、
熊川(ウンチョン)で城普請にあたっていたが、
戦況はおも・・・
第31回 天地人あらすじ「愛の花戦(はないくさ)」8/2
大河ドラマ天地人 第31話「愛の花戦(はないくさ)」(8月2日放送)
天正19年7月、菊姫とお船を京に送り出した
上杉景勝(北村一輝)と直江兼続(妻夫木聡)は、
出羽庄内の一揆鎮圧のため出兵・・・
第30回 天地人あらすじ「女たちの上洛」7/26
大河ドラマ天地人 第30話「女たちの上洛」(7月26日放送)
戦が終わったことを喜ぶ、
直江兼続(妻夫木聡)とお船(常盤貴子)
だが兼続には、気がかりなことがあった。
関白秀吉(笹・・・
第29回 天地人あらすじ「天下統一」7/19
大河ドラマ天地人 第29話「天下統一」(7月19日放送)
天正17年11月、秀吉は、北条氏に宣戦布告。
上杉景勝(北村一輝)は、戦を前に
家臣一同の前で告げる。
「よいか者ども・・・
第28回 天地人あらすじ「北の独眼竜」7/12
大河ドラマ天地人 第28話「北の独眼竜」(7月12日放送)
天正17年3月、お船(常盤貴子)は
出産を控えて春日山から与板城に戻っていた。
樋口惣右衛門(高嶋政伸)と
後妻・およし(西・・・
第27回 天地人あらすじ「与六と与七」7/5
大河ドラマ天地人 第27話「与六と与七」(7月5日放送)
天正15年10月、上杉景勝(北村一輝)は、
越後全土を平定した。
父・樋口惣右衛門(高嶋政伸)と
後妻・およし(西原亜希)・・・














