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第16回 天地人あらすじ「信玄の娘」4/19
大河ドラマ天地人 第16話「信玄の娘」(4月19日放送)
未だ内乱が続く中、仙桃院(高島礼子)が
春日山に戻ってきた。
樋口兼続(妻夫木聡)が仙桃院のもとへ
挨拶にやってくる。
「景虎殿も、華も、道満丸も。。
あれが定め。。。」
「仙桃院様、
罪を背負うは、わたしも同じ。
生涯消すことはできませぬ。」
------
毘沙門堂の上杉景勝(北村一輝)のもとへ
兼続が呼ばれる。
「いずれ折を見て、
そちを家老に加えようと思うておる。」
「め、滅相もないことでございます。
むしろ、、わたしは。」
「そちの考えることぐらい、わかっておる。
この戦の責めを負い、一人身をひこうと
しておるのであろう。」
「私は、ここにいてはならぬのではないかと。
勝手なことをしたのは、この私。
それゆえ、かような争いに。」
「それは違う。
あの時、そちが動かねば、
われらは亡びていた。
「殿。。
されど、
されどわたしは。。
わたしは。。」
「言わずともよい。
この戦を起こしたのは、そちではない。」
「わしじゃ。
わしに力があったなら、
誰が見ても明らかに、
謙信公の跡継ぎであったなら。」
「殿、、それは。。」
「兼続、この戦の罪を背負うのは、
このわしなのじゃ。」
「だが、わしは、どれほど苦しくても
この越後を守らねばならぬ。
それが定めじゃ。」
------
武田信玄の娘、菊姫(比嘉愛未、ひがまなみ)が
景勝のもとへ嫁いできた。
武田との縁組が不満の吉江宗信(山本圭)は、
不平たらたら。。
直江信綱(山下真司)に諌められるが、
武田など信用できぬ、と吐き捨てて座を立つ。。
------
寝所で菊姫を抱こうとする景勝。
菊姫は、布団の下に隠していた短刀を
景勝の背中に!
「何じゃ」
「上杉景勝殿、
この程度でおびえるうつけなら、
このまま、刺し違えようと思うておりました。
座りなおした菊姫、
「父、信玄亡きあと、武田は家運衰え、
今や他国につけ狙われる有様。
今、頼れるは上杉のみ。
どうかお力を。
何があっても武田を助けると。
お約束いただきとうございます。」
頭を下げる菊姫。
景勝も改めて座り直す。
「約束はできぬ」
驚く菊姫。。
「お言葉は頂けぬと。。」
「許せ」
やり切れぬ思いと悔しさに、
座を立ち、部屋を去る菊姫。
-------
織田信長(吉川晃司)と初音(長澤まさみ)
「上杉の跡目争いは、景勝の勝利。」
「そのようで」
「北条の後ろ盾のある景虎では、
やっかいになった。
景勝ならばやりやすい。」
「はい。」
「しかし、武田と上杉が結ぶとは。。。
誰だ。。
われの思惑を超えるのは。。
だが、無駄だ。
もう、遅い。」
-------
そのころ、遠江(とおとうみ)では、
上杉、武田の婚儀のことを知った
徳川家康(松方弘樹)が。。。
本多正信の北条と組んでは
いかがかという進言に対し、
信長には都合がいいが、
徳川には旨みがないと。
「それに上杉の動きが気になるのう。
長年の宿敵、武田と結ぶとは
誰かおるのか?策士は?」
「はて?
服部半蔵に上杉を探らせて
みましょうか。」
「ああ、
謙信が死んで
後は、さしたるものなしと
思うておったが、
気をつけねばならんかもしれん。」
「では、ここは軽々とは動かぬと。」
「左様!
今は天の時にあらず。
しかし、時を見極めれば、自ずと
ういっ!」。。。と柿の実を取り上げる
「と見事な実が転がり込むと」
-----
部屋に籠りきりの菊姫の、ご機嫌を伺いに
兼続がやってくるが、
侍女、青柳に追い払われてしまう。
「あの者であろう。兄を黄金でつったのは。」
おもしろくなさそうな、菊姫。。
-----
兼続とお船(常盤貴子)が、降りやまぬ雪の中、
雪の積もった庭を見ながら話している。
「お船殿、わたしは、
これまで殿にどれほど甘えていたか、
思い知らされました。
この戦で、殿は心から傷ついておられた。
その上、奥方様のことでも、
殿に重荷を負わせております。
なんとかして差し上げなくては。」
「奥方様には、何とか心を開いて頂き、
殿の心の支えとなって頂きたいのです。
たとえどんな形であったとて、
夫婦となられたのです。
この世でたった一人の男であり、
女子なのですから。」
「そうですね」
:
「まあ、おひさまが。。
何日ぶりでしょう。」
いつのまにか雪がやみ、光が差してきた。
日の光のなか、兼続が何かを見つけ
表情が明るくなる。
「あれは。。」
-----
箏を弾く菊姫のもとへ、仙桃院がやってくる。
「武田のことが心配であろうのう。
だが、上杉と武田は今や縁戚。
何かあれば助けようぞ。」
表情暗く、眼をそらす菊姫に、
「どうした?」
「殿は、そうは仰せられませんでした。
約束はできぬ、と」
「景勝は、嘘のつけぬ男じゃ。
大事をとって
そう申したのであろう。」
仙桃院は、菊姫と似た立場にあった
自分のことを話す。
菊姫は、仙桃院の身の上を
それで幸せなのか、と激しく追及する。
「おなごの一生とは何なので
ございましょうか。
母上様は、それでも
まこと信ずるに足るものがあると
おっしるのでございますか。
そこへ、樋口兼続がやってきた。
見せたいものがある、と。
「雪割草にございます。」
「この花が咲くと、越後には春が
訪れまする。」
「越後の民は、長い冬を耐えながら、
この花が咲くのをじっとまっているので
ございます。
冷たく、雪に閉ざされた土の中から
力強く立ち上がるこの花を。」
「奥方様、
奥方様がこの越後をお気に召さぬのは、
無理からぬこと。
この兼続が越後のためと信じ、
恐れ多くも奥方様を
担ぎ出したので、ございますれば。
されど、そのことは、
わたしひとりをお責め下さいませ。
わが殿は、信じるに足るお方でございます。」
ハッとする菊姫。。
「どうかこの花のように、
そのお心もお開き下さいませ。
殿は、それを心より待ち望んでおられます。」
兼続の説得に、心を揺さぶられる菊姫。
仙桃院が感慨深げに
「ここは、華が幼き頃より
よく遊んだ庭じゃのう。」
お船「まるで亡き華姫様が、ここに
導いてくださったかのようでございます。」
庭におりて、雪割草をいとおしげに見つめ、
涙を流す仙桃院。
「華。。。」
菊姫も庭におり、仙桃院の手をとる。
「母上様」
「お菊どの。。。」
-----
景勝が、内乱を抑えるため、
出陣しようとしていると、
菊姫がやってきた。
驚く景勝と兼続ら上田衆。
「ご武運をお祈り申し上げます。
留守はお任せ下さりませ。」
「頼む」
「はい」
菊姫と景勝の心が結びついた瞬間であった。
-----
景勝は、内乱を無事に治めた。
ある夜、
吉江宗信と直江信綱に呼ばれた兼続。
「わしはお主が気に入らん。
殿の覚えめでたきをよいことに、
うまく立ち回る小賢しい奴じゃ。」
「わしも気に入らん」
「だがのう。
お主は、われらには思いもよらぬ才を持っておる。」
「今日呼びたてたのは、ほかでもない。
お主と信綱殿に、
この上杉の舵取りをまかせたいと思うての」
驚く兼続「吉江様。。」
「むろん、殿もずっとそう願っておられる。」
「われらは、今日より、力を尽くして
信長に立ち向かわねばならん。
今となっては、ようわかる。
武田と結んだことこそ、われらの何よりの
石垣となった。
お主、そこまで見抜いておったか。
頼もしいやつじゃ。」
「上杉を、この越後を守りきるには、
お前がおらねばならん。」
「吉江様!」「直江様!」
「ひるまず前に進め。兼続!
わしらが支えてやる。」
-----
景勝に呼び出された兼続。
景勝に、一献すすめられる。
「お菊がのう。申しておった。
越後の夜明けは、ことのほか美しいと。」
「左様にございますか。
それはようございました。」
「もう一献どうじゃ」
「そちを家老に加えようと思っておる。
兼続、わしとともに歩んでくれ。」
「はい」
「もう一献じゃ」
盃を受けようとする兼続に、
「わしじゃ!」
「これはしたり」
樋口兼続は、22歳の若さで、家老になった。
上田衆の面々も、それぞれ城主となった。
-----
樋口惣右衛門(高嶋政伸)が兼続と
樋口与七(小泉孝太郎 )と酒を飲みながら
喜び、思い出話に興じていた。
「兼続、お前の今日までの働きぶり、
見事であった。」
「わしは、お前たちの親であることを
誇りに思うぞ」泣き崩れる惣右衛門
「父上、どうされたのです。
まるで別れのようだ。」
春日山を去ることを告げる惣右衛門。
「これ以上教えることは何もない。」
-----
家臣たちの間では、兼続の家老抜擢を
快く思わないものが多くいた。
直江信綱は、
「こたびの抜擢は当然でござろう。
私に異存はございませぬ。」
とかばう。
直江信綱と樋口兼続のそばを
通りかかった二人が、信綱に
「これはご家老殿」と挨拶するが、
兼続のことは、完全に無視する。
「気にするでない。やっかみよ」
「お船が言うとったわ。
そなたは母御に、もみじのごとく
上杉の侍として生きろと言われたと。」
「はい」
「わが、直江家の生き方も同じじゃ。
これからも共に、お家のために尽くそうぞ」
「直江様。。。」
「困った時は、いつでも力になる。」
去っていく信綱の後姿に不吉な予感。。
-----
方々、一大事でござるぞ!
駆け付けた兼続。
直江信綱が、傷を受けて床に倒れている。
「直江様!」
「兼続か!」
「何故このようなことに!」
「うろたえるな!」
必死の形相の直江信綱。
「上杉を、上杉を、頼む!
上杉を!」
「誰か、医者を!」
「直江様!!」
tag:天地人 / あらすじ / 菊姫 / 直江信綱 / 比嘉愛未 / 山下真司
未だ内乱が続く中、仙桃院(高島礼子)が
春日山に戻ってきた。
樋口兼続(妻夫木聡)が仙桃院のもとへ
挨拶にやってくる。
「景虎殿も、華も、道満丸も。。
あれが定め。。。」
「仙桃院様、
罪を背負うは、わたしも同じ。
生涯消すことはできませぬ。」
------
毘沙門堂の上杉景勝(北村一輝)のもとへ
兼続が呼ばれる。
「いずれ折を見て、
そちを家老に加えようと思うておる。」
「め、滅相もないことでございます。
むしろ、、わたしは。」
「そちの考えることぐらい、わかっておる。
この戦の責めを負い、一人身をひこうと
しておるのであろう。」
「私は、ここにいてはならぬのではないかと。
勝手なことをしたのは、この私。
それゆえ、かような争いに。」
「それは違う。
あの時、そちが動かねば、
われらは亡びていた。
「殿。。
されど、
されどわたしは。。
わたしは。。」
「言わずともよい。
この戦を起こしたのは、そちではない。」
「わしじゃ。
わしに力があったなら、
誰が見ても明らかに、
謙信公の跡継ぎであったなら。」
「殿、、それは。。」
「兼続、この戦の罪を背負うのは、
このわしなのじゃ。」
「だが、わしは、どれほど苦しくても
この越後を守らねばならぬ。
それが定めじゃ。」
------
武田信玄の娘、菊姫(比嘉愛未、ひがまなみ)が
景勝のもとへ嫁いできた。
武田との縁組が不満の吉江宗信(山本圭)は、
不平たらたら。。
直江信綱(山下真司)に諌められるが、
武田など信用できぬ、と吐き捨てて座を立つ。。
------
寝所で菊姫を抱こうとする景勝。
菊姫は、布団の下に隠していた短刀を
景勝の背中に!
「何じゃ」
「上杉景勝殿、
この程度でおびえるうつけなら、
このまま、刺し違えようと思うておりました。
座りなおした菊姫、
「父、信玄亡きあと、武田は家運衰え、
今や他国につけ狙われる有様。
今、頼れるは上杉のみ。
どうかお力を。
何があっても武田を助けると。
お約束いただきとうございます。」
頭を下げる菊姫。
景勝も改めて座り直す。
「約束はできぬ」
驚く菊姫。。
「お言葉は頂けぬと。。」
「許せ」
やり切れぬ思いと悔しさに、
座を立ち、部屋を去る菊姫。
-------
織田信長(吉川晃司)と初音(長澤まさみ)
「上杉の跡目争いは、景勝の勝利。」
「そのようで」
「北条の後ろ盾のある景虎では、
やっかいになった。
景勝ならばやりやすい。」
「はい。」
「しかし、武田と上杉が結ぶとは。。。
誰だ。。
われの思惑を超えるのは。。
だが、無駄だ。
もう、遅い。」
-------
そのころ、遠江(とおとうみ)では、
上杉、武田の婚儀のことを知った
徳川家康(松方弘樹)が。。。
本多正信の北条と組んでは
いかがかという進言に対し、
信長には都合がいいが、
徳川には旨みがないと。
「それに上杉の動きが気になるのう。
長年の宿敵、武田と結ぶとは
誰かおるのか?策士は?」
「はて?
服部半蔵に上杉を探らせて
みましょうか。」
「ああ、
謙信が死んで
後は、さしたるものなしと
思うておったが、
気をつけねばならんかもしれん。」
「では、ここは軽々とは動かぬと。」
「左様!
今は天の時にあらず。
しかし、時を見極めれば、自ずと
ういっ!」。。。と柿の実を取り上げる
「と見事な実が転がり込むと」
-----
部屋に籠りきりの菊姫の、ご機嫌を伺いに
兼続がやってくるが、
侍女、青柳に追い払われてしまう。
「あの者であろう。兄を黄金でつったのは。」
おもしろくなさそうな、菊姫。。
-----
兼続とお船(常盤貴子)が、降りやまぬ雪の中、
雪の積もった庭を見ながら話している。
「お船殿、わたしは、
これまで殿にどれほど甘えていたか、
思い知らされました。
この戦で、殿は心から傷ついておられた。
その上、奥方様のことでも、
殿に重荷を負わせております。
なんとかして差し上げなくては。」
「奥方様には、何とか心を開いて頂き、
殿の心の支えとなって頂きたいのです。
たとえどんな形であったとて、
夫婦となられたのです。
この世でたった一人の男であり、
女子なのですから。」
「そうですね」
:
「まあ、おひさまが。。
何日ぶりでしょう。」
いつのまにか雪がやみ、光が差してきた。
日の光のなか、兼続が何かを見つけ
表情が明るくなる。
「あれは。。」
-----
箏を弾く菊姫のもとへ、仙桃院がやってくる。
「武田のことが心配であろうのう。
だが、上杉と武田は今や縁戚。
何かあれば助けようぞ。」
表情暗く、眼をそらす菊姫に、
「どうした?」
「殿は、そうは仰せられませんでした。
約束はできぬ、と」
「景勝は、嘘のつけぬ男じゃ。
大事をとって
そう申したのであろう。」
仙桃院は、菊姫と似た立場にあった
自分のことを話す。
菊姫は、仙桃院の身の上を
それで幸せなのか、と激しく追及する。
「おなごの一生とは何なので
ございましょうか。
母上様は、それでも
まこと信ずるに足るものがあると
おっしるのでございますか。
そこへ、樋口兼続がやってきた。
見せたいものがある、と。
「雪割草にございます。」
「この花が咲くと、越後には春が
訪れまする。」
「越後の民は、長い冬を耐えながら、
この花が咲くのをじっとまっているので
ございます。
冷たく、雪に閉ざされた土の中から
力強く立ち上がるこの花を。」
「奥方様、
奥方様がこの越後をお気に召さぬのは、
無理からぬこと。
この兼続が越後のためと信じ、
恐れ多くも奥方様を
担ぎ出したので、ございますれば。
されど、そのことは、
わたしひとりをお責め下さいませ。
わが殿は、信じるに足るお方でございます。」
ハッとする菊姫。。
「どうかこの花のように、
そのお心もお開き下さいませ。
殿は、それを心より待ち望んでおられます。」
兼続の説得に、心を揺さぶられる菊姫。
仙桃院が感慨深げに
「ここは、華が幼き頃より
よく遊んだ庭じゃのう。」
お船「まるで亡き華姫様が、ここに
導いてくださったかのようでございます。」
庭におりて、雪割草をいとおしげに見つめ、
涙を流す仙桃院。
「華。。。」
菊姫も庭におり、仙桃院の手をとる。
「母上様」
「お菊どの。。。」
-----
景勝が、内乱を抑えるため、
出陣しようとしていると、
菊姫がやってきた。
驚く景勝と兼続ら上田衆。
「ご武運をお祈り申し上げます。
留守はお任せ下さりませ。」
「頼む」
「はい」
菊姫と景勝の心が結びついた瞬間であった。
-----
景勝は、内乱を無事に治めた。
ある夜、
吉江宗信と直江信綱に呼ばれた兼続。
「わしはお主が気に入らん。
殿の覚えめでたきをよいことに、
うまく立ち回る小賢しい奴じゃ。」
「わしも気に入らん」
「だがのう。
お主は、われらには思いもよらぬ才を持っておる。」
「今日呼びたてたのは、ほかでもない。
お主と信綱殿に、
この上杉の舵取りをまかせたいと思うての」
驚く兼続「吉江様。。」
「むろん、殿もずっとそう願っておられる。」
「われらは、今日より、力を尽くして
信長に立ち向かわねばならん。
今となっては、ようわかる。
武田と結んだことこそ、われらの何よりの
石垣となった。
お主、そこまで見抜いておったか。
頼もしいやつじゃ。」
「上杉を、この越後を守りきるには、
お前がおらねばならん。」
「吉江様!」「直江様!」
「ひるまず前に進め。兼続!
わしらが支えてやる。」
-----
景勝に呼び出された兼続。
景勝に、一献すすめられる。
「お菊がのう。申しておった。
越後の夜明けは、ことのほか美しいと。」
「左様にございますか。
それはようございました。」
「もう一献どうじゃ」
「そちを家老に加えようと思っておる。
兼続、わしとともに歩んでくれ。」
「はい」
「もう一献じゃ」
盃を受けようとする兼続に、
「わしじゃ!」
「これはしたり」
樋口兼続は、22歳の若さで、家老になった。
上田衆の面々も、それぞれ城主となった。
-----
樋口惣右衛門(高嶋政伸)が兼続と
樋口与七(小泉孝太郎 )と酒を飲みながら
喜び、思い出話に興じていた。
「兼続、お前の今日までの働きぶり、
見事であった。」
「わしは、お前たちの親であることを
誇りに思うぞ」泣き崩れる惣右衛門
「父上、どうされたのです。
まるで別れのようだ。」
春日山を去ることを告げる惣右衛門。
「これ以上教えることは何もない。」
-----
家臣たちの間では、兼続の家老抜擢を
快く思わないものが多くいた。
直江信綱は、
「こたびの抜擢は当然でござろう。
私に異存はございませぬ。」
とかばう。
直江信綱と樋口兼続のそばを
通りかかった二人が、信綱に
「これはご家老殿」と挨拶するが、
兼続のことは、完全に無視する。
「気にするでない。やっかみよ」
「お船が言うとったわ。
そなたは母御に、もみじのごとく
上杉の侍として生きろと言われたと。」
「はい」
「わが、直江家の生き方も同じじゃ。
これからも共に、お家のために尽くそうぞ」
「直江様。。。」
「困った時は、いつでも力になる。」
去っていく信綱の後姿に不吉な予感。。
-----
方々、一大事でござるぞ!
駆け付けた兼続。
直江信綱が、傷を受けて床に倒れている。
「直江様!」
「兼続か!」
「何故このようなことに!」
「うろたえるな!」
必死の形相の直江信綱。
「上杉を、上杉を、頼む!
上杉を!」
「誰か、医者を!」
「直江様!!」
tag:天地人 / あらすじ / 菊姫 / 直江信綱 / 比嘉愛未 / 山下真司
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第27回 天地人あらすじ「与六と与七」7/5
大河ドラマ天地人 第27話「与六と与七」(7月5日放送)
天正15年10月、上杉景勝(北村一輝)は、
越後全土を平定した。
父・樋口惣右衛門(高嶋政伸)と
後妻・およし(西原亜希)・・・














