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第15回 天地人あらすじ「御館落城」4/12

大河ドラマ天地人 第15話「御館落城」(4月12日放送)

武田と結んだ上杉景勝(北村一輝)は、
武田の力を借りて北条を退けた。

御館(おたて)への総攻撃を主張する重臣たちだが、
景勝は、なかなか決心できずにいる。

------

景虎のもとへ、仙桃院と華姫を引き渡せとの
景勝からの文が来ていた。

逃げ出す兵や武将の続出に、弱気になる
遠山康光(螢雪次朗、ほたるゆきじろう)と、
逆に励ます北条高広(新井康弘)

景虎は、遠山に
「引き渡しなど、もってのほかと返事せよ!」
と命じる。

------

直江兼続(妻夫木聡)は、景勝に、
自分を遣わして、自分を身代りに、
仙桃院と華姫を引き取るように働きかけたいと
願い出る。
しかし景勝は、見込みがない、と言って許さない。

そこへ、妙椿尼(萬田久子)とお船が
やってきて、お船を仙桃院のもとへ
遣わすように願いでる。

上杉のためならこの命を差し出す覚悟である、
とのお船の決意に、ついに景勝は許す。

屋敷に戻った お船は、夫・直江信綱(山下真司)に
許しを願うが、信綱は怒って許そうとしない。
お船は、兼続の母の「もみじのような家臣になれ」
という教えを話し、自分の覚悟を告げる。

「そこまで申すなら仕方あるまい!」

------

仙桃院のもとへ出向いたお船。
仙桃院に、一緒に春日山へ戻るようにお願いする。

死ぬ覚悟はできている、という仙桃院に、

「いつわりの遺言をまこととなさったのは、
仙桃院様でございます。

景勝様に何も知らせぬまま、
ひとりで行かれるおつもりでございますか。

仙桃院様には。。。

仙桃院様には、この先一生、
その罪をおいつつ、
遺言の行く末をお見届け頂かねばなりませぬ。

それには、死ぬよりも
もっとおつらいお覚悟がいりまする。

むごい物言いと知っての上で申し上げます。」


------

櫓で物思いにふける景勝のもとへ、
御館からの連絡はまだない、と兼続が伝えにくる。

お船は、信綱に文で、
「総攻めになった折には、
わが身は案ずるに及ばず。」
との伝言を残していた。

「たいしたおなごじゃ」

「あのお方なれば、きっとなしとげられまする。」

「首尾よくいけばよいがのう。。」

------

神社に参った北条高広を、何ものかが襲撃し、
北条は命を落とす。

遠山康光が、そのことを景虎に伝えていると、
仙桃院がやってきた。

「北条(きたじょう)がおればこそ、
私もまだ戦えると思っておりましたのに。
私は、どうすれば。。。」

「今は、、、

これまでとせよ」

「何を仰せでございます。
いまさら降伏など。」

「そなたの決心ひとつじゃ。
これ以上争っても無駄な血をながすばかり。。

もうこの戦、終りにしてはくれまいか。」

「そなた知っておるか。
御屋形様がそなたを養子とした、
まことのわけを。。」

一人孤独にいた景虎のことを
誰よりも理解していた謙信が、
景虎を養子とし、華を娶らすことによって
幸せにしてやりたかったのだ。

「今の有様を見たら、
御屋形様はなんと思われよう。。

負けを認めるのじゃ。景虎殿。

景勝を上杉の主としてはくれまいか。
そなたには、この母がおる。華も
道満丸もおるではないか。

そなたが幼きころより、
一番欲しかったものは、
己が身の拠り所。

だが今のそなたは、
その御屋形様のご恩に報いぬばかりか、
御屋形様がくだされた大切なものまでも
こわそうとしておるのじゃ。

今一度頼む。
この戦、終りにしてはくれまいか。
頼みます。」

仙桃院の心からの願いが景虎の心に届く。。

-------

景勝のもとに、
景虎が降伏し、道満丸を人質に出す
という知らせがくる。

重臣たちは、それでも総攻めを主張するが、
景勝は、降伏を受け入れると断言する。

「ならぬ!」
「わしは、景虎殿を裏切るようなまねはせぬ!」

-------

「道満丸、武将の子として
立派に勤めを果たすのだぞ」

「はい、父上」

「よし、よう言うた。さすがわれらの子じゃ!」

我が子、道満丸を抱き上げる景虎。

母・華(相武紗季)は、お守りを道満丸に渡す。

「道満丸、これを母と思うのじゃ」

「はい、母上」

道満丸を抱きしめる華。。。

-------

駕籠で春日山に向かう道満丸。
駕籠の中で、母から手渡された包みを開ける道満丸。
中には、華の髪の毛が入っていた。。

そこへ、何者かが。。。


遠山が、景虎のもとへ報告に。

「道満丸が襲われた。。」

「それは、まことか?」

「はっ、面目次第もございません。」

「嘘じゃ、先ほどまで、ここで
遊んでいたではないか!
嘘じゃ!」崩れ伏す華姫。

「まもなく、景勝方はここへ攻めて参りましょう。
事は一刻を争います。
殿!すみやかにお下知を!」

「やむをえまい。」

「はっ!」

------

景虎側からの攻撃の知らせを受け、
景勝側も総攻撃を開始せざるを得なかった。

景虎と華は、御館を抜け出し、
鮫ヶ尾城に寄っていた。

「すぐにも討手が参ります。
北条の兄上は、いつなりと殿を迎えると
仰せでございます。

さっ!

道満丸様のご無念を晴らさずとも
よろしゅうござるか。」

「北条の兄を頼ったところで、
また裏切られるのがおち。
ならば、いっそここで自害」

「何をたわけたことを。。」

「下がれ!」「下がれ!!」

もはや、これまで、と判断した遠山

「拙者は、北条へ戻りまする。」

「ごめん。」

去り際ににやりとする遠山。。。

-------

景虎に寄り添う華

「私は、あなた様の妻にございます。
どこまでも、華は景虎様のおそばに
いたいのでございます。」

「あの世まで、おともさせて下さいませ。」

「華。。」

「華は、幸せでございました。
心からお慕いする方の
妻となれたのですから。」

「道満丸のもとへ、参りとうございます。」

涙を流し、華を抱きしめる景虎。

「許せ、そなたを幸せにできなんだこと。」

にっこりと、首を振る華。

立ち上がり、その場を去る景虎。

------

懐剣を取り出す華。。。

------

兼続と上田衆が景虎のもとへ駆け付ける。
「景虎様!」

「何しにまいった。
わしの最後を見届けにか。」

「道満丸様の一件、
まことに申し訳なき仕儀にございました。」

「もう聞きとうない!」

「しかし、道満丸様の件は
われらの仕業ではございませぬ。」

「あの日、われらは殿の命をうけ、
道満丸様の警固に向かうべく
山を下りました。

されど、、、

時すでに遅く、

おそらくは、
景虎様の降伏をよしとしない者たちの
仕業だったのでございましょう。」

景虎様にいち早くことの仔細を
お伝えすることもかなわず、

そうこうしているうちに、
また戦が始まってしまい、
面目次第もございませぬ。」

「もはやわしに、
人を信じ抜く力は残っておらん。」

「景勝殿に伝えよ。
御屋形様の志を継ぎ、
よき上杉の領主となられるよう、
願っておると。」

「兼続!。。。大義であった!」

「はっつ!」

「悲しい戦であったのう」
無理に微笑む景虎。

上田衆とひとりずつ見つめ合う景虎。
やがて、振り返って立ち去っていく。。

------

景勝のもとへ報告に戻った兼続たち。

景虎が仙桃院のもとを去る際に、
「われ生きすぎたり」との言葉を残した
ことを伝える。

「左様か。。」
涙をこらえる景勝と上田衆であった。


享年26。
上杉景虎は、こうして華姫とともに、
その生涯を閉じた。


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