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第9回 天地人あらすじ「謙信死す」3/1
第9話「謙信死す」(3月1日放送)
「毘沙門堂にいつものように籠られたあと、
お倒れになったのじゃ。
それ以来、正気に戻られぬ。」
仙桃院(高島礼子)の言葉に呆然とする、
上杉景勝(北村一輝)と直江兼続(妻夫木聡)。
そこへ上杉景虎(玉山鉄二)も駆け付ける。
騒ぐ家臣たちに景虎は、落ち着いて関東への出兵に
備えるように指図する。一方の景勝は黙ったまま。
--------
景虎の家臣、遠山康光が景勝の屋敷にやってきて、
景虎が重臣たちとはかって、
関東出陣のために集まった諸将が当面どうすべきか
を勝手に決めてしまったという。
怒る兼続らに、遠山は表向きにこやかに
謝罪して帰っていく。
--------
上杉謙信(阿部寛)が倒れて4日目、
仙桃院は、
看病の手伝いにやって来ている兼続に、
「のう兼続、御屋形様は、もはや助からぬであろう。」
「御屋形様がお亡くなりになられたら、
この上杉に何が起こると思います。
御屋形様には二人のお子がおる。
一人は我が息子 景勝、
そして、いま一人は我が娘の夫、景虎。
一つの家に二人の子。。。
これは、船に船頭が二人いるようなもの。」
「跡目争いが起こるとでも。。」
「せめて御屋形様が
世継ぎをどちらかに決めておられたら。。」
:
「そのときは兼続、そなたが景勝を守るのじゃ。」
「この命に代えても、必ず。」
「頼んだぞ」
「はい」
そのとき、謙信がうめき声をあげ、
目をうっすらと開ける。
必死に声をかける兼続。
兼続に何かを語りかけようとする。
耳を口もとに近づける兼続。
「義。。。そなたの義。。。」
兼続を見つめたあと、
息を引き取る。
享年49。
己の義を貫き通した男の魂は、
今、天へとかけのぼって行ったので
ございました。
-------
謙信の死に、喪に服す間もなく
諸将が集まった城内は、後継者問題で大騒ぎ。
北条家の血を引く景虎は、
自ら跡取りになるには不都合がある、と
遠慮する発言。
しかし、柿崎、北条や大半の武将は景虎の方が
ふさわしいと主張し、
景勝を押す上田衆と激しく対立する。
「おやめください!」
「情けのうございませぬか!」
兼続が叫ぶ。
そこへ、妙椿尼(故・直江景綱の妻、お万の方・萬田久子)
が現れ、謙信の遺言を聞いたという。
「家督は景勝に。さように仰せられました。」
柿崎、北条らは、不承不承立ち去る。
--------
仙桃院が直江家を訪れる。
「なぜにあのような嘘を。。。
そなた、自分が何をしでかしたか
わかっておろうの。」
「申し訳ございません。
「あやまってすむことではない!」
「すべては、私の一存でございます。
わたくしには、そう聞こえたのです。」
お船は、
「直江家は、亡き父景綱より、
跡継ぎは景勝様であると申しつかっておりました。」
-------
不満をぶつけ合う、柿崎と北条のもとへ
遠山康光が、景虎からの礼だといって
贈り物を届ける。
味方した二人への礼とのことだが。。。
実は。。。
--------
兼続が、仙桃院に急に呼ばれる。
「嘘なのじゃ」
「えっ!?」
「母上が勝手に申し上げたのです。」
「景勝さまを跡継ぎにするには、
ああするほかなかったのじゃ。」
「あのご遺言があればこそ、あの場が収まり、
重臣の方々も納得されたのでございます。
それが、嘘であったとなると。。。」
「兼続、私は、この嘘をまことと致す。」
「それでは、皆を欺くことに。。」
「この世には、事実と嘘のはざまに真があるのじゃ。
政とはそのまことを見つけ出すこと。」
「すべての泥は、この私がかぶる。
これは、私と妙椿尼、お船殿、そして兼続、
われら四人だけの秘密じゃ。」
「くれぐれも景勝には知られるではないぞ」
「さ、葬儀の支度を進めねばならぬ。
喪主は跡取りの景勝じゃ。」
「承知いたしました。」
--------
仙桃院たちを見送ったお船と兼続
「そなたも、覚悟ができておるか」
「できております。
この心に嘘はござりませぬ。」
「では、何かあったら、そなたを頼ります。」
兼続を見つめるお船。。
---------
兼続に、謙信との思い出を語る景勝。
「『ともに、毘沙門天に恥じぬ清い国を
築いていこうではないか。』御屋形様は、
そう仰せられたのじゃ。
わしは、御屋形様の心、御屋形様の義とともに
生きる。」
景勝の決意に、兼続は、
「王である北辰の星は、わが殿の星、そして
それを守る北斗の星はわれの星」
「夜空の王、北辰の星は、ひとつでござりますれば、
わが殿こそ、この上杉の御大将でございます。」
---------
その夜、兼続と与七(小泉孝太郎)が、
多忙に勤めている時、なんと
柿崎晴家が夜襲をかけてきた。
「毘沙門堂にいつものように籠られたあと、
お倒れになったのじゃ。
それ以来、正気に戻られぬ。」
仙桃院(高島礼子)の言葉に呆然とする、
上杉景勝(北村一輝)と直江兼続(妻夫木聡)。
そこへ上杉景虎(玉山鉄二)も駆け付ける。
騒ぐ家臣たちに景虎は、落ち着いて関東への出兵に
備えるように指図する。一方の景勝は黙ったまま。
--------
景虎の家臣、遠山康光が景勝の屋敷にやってきて、
景虎が重臣たちとはかって、
関東出陣のために集まった諸将が当面どうすべきか
を勝手に決めてしまったという。
怒る兼続らに、遠山は表向きにこやかに
謝罪して帰っていく。
--------
上杉謙信(阿部寛)が倒れて4日目、
仙桃院は、
看病の手伝いにやって来ている兼続に、
「のう兼続、御屋形様は、もはや助からぬであろう。」
「御屋形様がお亡くなりになられたら、
この上杉に何が起こると思います。
御屋形様には二人のお子がおる。
一人は我が息子 景勝、
そして、いま一人は我が娘の夫、景虎。
一つの家に二人の子。。。
これは、船に船頭が二人いるようなもの。」
「跡目争いが起こるとでも。。」
「せめて御屋形様が
世継ぎをどちらかに決めておられたら。。」
:
「そのときは兼続、そなたが景勝を守るのじゃ。」
「この命に代えても、必ず。」
「頼んだぞ」
「はい」
そのとき、謙信がうめき声をあげ、
目をうっすらと開ける。
必死に声をかける兼続。
兼続に何かを語りかけようとする。
耳を口もとに近づける兼続。
「義。。。そなたの義。。。」
兼続を見つめたあと、
息を引き取る。
享年49。
己の義を貫き通した男の魂は、
今、天へとかけのぼって行ったので
ございました。
-------
謙信の死に、喪に服す間もなく
諸将が集まった城内は、後継者問題で大騒ぎ。
北条家の血を引く景虎は、
自ら跡取りになるには不都合がある、と
遠慮する発言。
しかし、柿崎、北条や大半の武将は景虎の方が
ふさわしいと主張し、
景勝を押す上田衆と激しく対立する。
「おやめください!」
「情けのうございませぬか!」
兼続が叫ぶ。
そこへ、妙椿尼(故・直江景綱の妻、お万の方・萬田久子)
が現れ、謙信の遺言を聞いたという。
「家督は景勝に。さように仰せられました。」
柿崎、北条らは、不承不承立ち去る。
--------
仙桃院が直江家を訪れる。
「なぜにあのような嘘を。。。
そなた、自分が何をしでかしたか
わかっておろうの。」
「申し訳ございません。
「あやまってすむことではない!」
「すべては、私の一存でございます。
わたくしには、そう聞こえたのです。」
お船は、
「直江家は、亡き父景綱より、
跡継ぎは景勝様であると申しつかっておりました。」
-------
不満をぶつけ合う、柿崎と北条のもとへ
遠山康光が、景虎からの礼だといって
贈り物を届ける。
味方した二人への礼とのことだが。。。
実は。。。
--------
兼続が、仙桃院に急に呼ばれる。
「嘘なのじゃ」
「えっ!?」
「母上が勝手に申し上げたのです。」
「景勝さまを跡継ぎにするには、
ああするほかなかったのじゃ。」
「あのご遺言があればこそ、あの場が収まり、
重臣の方々も納得されたのでございます。
それが、嘘であったとなると。。。」
「兼続、私は、この嘘をまことと致す。」
「それでは、皆を欺くことに。。」
「この世には、事実と嘘のはざまに真があるのじゃ。
政とはそのまことを見つけ出すこと。」
「すべての泥は、この私がかぶる。
これは、私と妙椿尼、お船殿、そして兼続、
われら四人だけの秘密じゃ。」
「くれぐれも景勝には知られるではないぞ」
「さ、葬儀の支度を進めねばならぬ。
喪主は跡取りの景勝じゃ。」
「承知いたしました。」
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仙桃院たちを見送ったお船と兼続
「そなたも、覚悟ができておるか」
「できております。
この心に嘘はござりませぬ。」
「では、何かあったら、そなたを頼ります。」
兼続を見つめるお船。。
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兼続に、謙信との思い出を語る景勝。
「『ともに、毘沙門天に恥じぬ清い国を
築いていこうではないか。』御屋形様は、
そう仰せられたのじゃ。
わしは、御屋形様の心、御屋形様の義とともに
生きる。」
景勝の決意に、兼続は、
「王である北辰の星は、わが殿の星、そして
それを守る北斗の星はわれの星」
「夜空の王、北辰の星は、ひとつでござりますれば、
わが殿こそ、この上杉の御大将でございます。」
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その夜、兼続と与七(小泉孝太郎)が、
多忙に勤めている時、なんと
柿崎晴家が夜襲をかけてきた。
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