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第8回 天地人あらすじ「謙信の遺言」2/22
第8話「謙信の遺言」(2月22日放送)
天正5年(1577)9月15日、七尾城を落とした
上杉謙信(阿部寛)は、織田信長(吉川晃司)を
討つため、加賀に進軍を開始。
対する織田軍を率いる柴田勝家(菅田俊)は、
手取川を越え、3千の鉄砲隊を持って
上杉軍と対峙した。
なかなか動こうとしない謙信に、
景虎(玉山鉄二)や景勝(北村一輝)は、
「いざお指図を!」と迫るが、
謙信は、動こうとしない。
「戦を決するのは何だと思う。
軍勢の多さ、鉄砲の威力。。。
そのようなものは、さしたることではない。
大切なのは、時じゃ。
天が味方する時!」
---------
上田の雲洞庵で謹慎中の兼続のもとに、
初音(長澤まさみ)が訪れる。
初音は、手取川の戦いで、上杉軍が
織田軍を破ったことを伝える。
織田軍の鉄砲をどうやって防いだのか?
と尋ねる兼続に、
初音は、
謙信が鉄砲の弱点、すなわち雨の中での
夜襲を利用したことを教える。
敗走した織田勢は、
雨で増水した手取川に追われ、
千人以上が死んだとのこと。
ただ初音が不思議がることには、
謙信がそれ以上織田勢を追うことはなく、
軍を引き返したと言うのである。
「…なにゆえでしょう。。」
「世に正しき道を示すこと。
それが、上杉の義なのだ。」
釈然としない初音。。
「わたしは、天下を取る男をこの眼で見てみたいのです。
天下に興味がない男など、つまらぬ。」
「兼続さまも、そのようにお考えなのですか?」
----------
初音からの報告を受けた織田信長。
心配する羽柴秀吉(笹野高史)に、
柴田勝家を追わずに引き返した謙信を評して、
「万にひとつの機を逸するような者に、
天下など取れぬわ。」
「機を逸するは、天命に逆らうも同じ。
晋の文公も、そう言うておる。」
「世の流れは速い。
義などという考えに酔っておられるのも
今のうちじゃ。
酔いはいつか醒めるもの。」
「上杉謙信。。。神を気取っておられるのも
今のうちよ。」
----------
春日山城で、毘沙門堂に籠って琵琶を弾く謙信。
突然、弦が切れる。
何かの予兆か。。。
----------
年があけ、天正6年、兼続の蟄居が解かれた。
喜びの報を伝える北高全祝(加藤武)。
家に立ち寄り、母の位牌に手を合わせる兼続。
父・樋口惣右衛門(高嶋政伸 )が、
子供の頃、与六が母にと贈った干菓子を見せる。
お藤が、お守り代わりにしていたのだと教える。
弟・与七(小泉孝太郎)が春日山に行って、
景勝に仕えたいと願い出て、
一緒に行くことになる。
----------
春日山では、久しぶりに帰ってきた兼続を
上田衆が大喜びで迎える。
一緒に謹慎がとかれ、一日早く戻っていた
泉沢久秀(東幹久)とも喜び合う。
景勝に挨拶し、詫びる兼続。
ぶすっとしている景勝に、
まだ怒っているのかと落胆し、去ろうとするが、
「待て、しばらくそこにおれ。」
「蟄居の苦労話などを聞かせてはくれぬか。
兼続らしゅう、面白くな。」
微笑む景勝に、上田衆も
「殿がお笑いになった!」と大喜び。
兼続がいない間、景勝がずっと黙ったままで、
何をしてもだめだったのが、
兼続のおかげで、笑みが戻ったのだった。
兼続の弟、与七も奉公を許される。
----------
仙桃院(高島礼子)に、あいさつに行った兼続は、
王である北辰の星、景勝のまわりに、
いつも離れずに寄り添っている北斗の七星が
兼続なのだと教えられる。
その運命を仙桃院とお藤が信じ、
景勝に兼続が仕えることになったのだという
ことがわかり、兼続は改めて誓う。
「この兼続、二度と殿のおそばを離れませぬ!
北斗の七星のごとく、お仕えいたします!」
-----------
与七と兼続が春日山から、越後の地を眺めていると
直江信綱(山下真司)が通りかかり、声をかける。
家に招かれた兼続は、
今は信綱の妻となったお船から、
お酒の酌をしてもらいながら、
お船がかつて言った「遅かったのう。。」という
言葉に思いを馳せる。
-----------
3月になり、諸将が春日山に軍勢が集結した。
天下に上杉の名が轟くことを望んでいると
景虎が言うと、謙信は、
「何か思い違いをしておるようじゃ」
信長を倒したあとは、
足利義昭を京に迎え足利幕府を再興し、
越後に引き返すという。
謙信が天下を治めることが、乱世を終わらせる
ことになるのだ、と主張する景虎に、
「わしは信長に、いや、天下の万民に
利を得るより気高きものがあることを
知らしめたいのじゃ。
それこそが、わが義。
人が人であることの美しさよ。」
------------
謙信に呼ばれた兼続は、
何を考えていたかを聞かれ、
「私にはよくわからないのでございます。」
と正直に答える。
「それでよい」
驚く兼続。
「兼続、そなたは迷うことだらけ。
だからこそ、見つけられるものがある。」
謙信は、そうやって「己の義」を見つけられる
のだという。
「わたしの。。。義。。」
「まことの義を見つけ得るものがあるとすれば、
その者は、己との闘いの中に孤独の身を置き、
瞑想を続ける者じゃ。」
「兼続、わしは、そなたこそが
わが意思を真に受け継ぐ者じゃと思うておる。」
謙信から盃を受けながら、
感動に涙を流す兼続であった。
--------
毘沙門堂に籠り、琵琶を弾いていた謙信が、
突然崩れるように意識を失う。。
天正5年(1577)9月15日、七尾城を落とした
上杉謙信(阿部寛)は、織田信長(吉川晃司)を
討つため、加賀に進軍を開始。
対する織田軍を率いる柴田勝家(菅田俊)は、
手取川を越え、3千の鉄砲隊を持って
上杉軍と対峙した。
なかなか動こうとしない謙信に、
景虎(玉山鉄二)や景勝(北村一輝)は、
「いざお指図を!」と迫るが、
謙信は、動こうとしない。
「戦を決するのは何だと思う。
軍勢の多さ、鉄砲の威力。。。
そのようなものは、さしたることではない。
大切なのは、時じゃ。
天が味方する時!」
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上田の雲洞庵で謹慎中の兼続のもとに、
初音(長澤まさみ)が訪れる。
初音は、手取川の戦いで、上杉軍が
織田軍を破ったことを伝える。
織田軍の鉄砲をどうやって防いだのか?
と尋ねる兼続に、
初音は、
謙信が鉄砲の弱点、すなわち雨の中での
夜襲を利用したことを教える。
敗走した織田勢は、
雨で増水した手取川に追われ、
千人以上が死んだとのこと。
ただ初音が不思議がることには、
謙信がそれ以上織田勢を追うことはなく、
軍を引き返したと言うのである。
「…なにゆえでしょう。。」
「世に正しき道を示すこと。
それが、上杉の義なのだ。」
釈然としない初音。。
「わたしは、天下を取る男をこの眼で見てみたいのです。
天下に興味がない男など、つまらぬ。」
「兼続さまも、そのようにお考えなのですか?」
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初音からの報告を受けた織田信長。
心配する羽柴秀吉(笹野高史)に、
柴田勝家を追わずに引き返した謙信を評して、
「万にひとつの機を逸するような者に、
天下など取れぬわ。」
「機を逸するは、天命に逆らうも同じ。
晋の文公も、そう言うておる。」
「世の流れは速い。
義などという考えに酔っておられるのも
今のうちじゃ。
酔いはいつか醒めるもの。」
「上杉謙信。。。神を気取っておられるのも
今のうちよ。」
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春日山城で、毘沙門堂に籠って琵琶を弾く謙信。
突然、弦が切れる。
何かの予兆か。。。
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年があけ、天正6年、兼続の蟄居が解かれた。
喜びの報を伝える北高全祝(加藤武)。
家に立ち寄り、母の位牌に手を合わせる兼続。
父・樋口惣右衛門(高嶋政伸 )が、
子供の頃、与六が母にと贈った干菓子を見せる。
お藤が、お守り代わりにしていたのだと教える。
弟・与七(小泉孝太郎)が春日山に行って、
景勝に仕えたいと願い出て、
一緒に行くことになる。
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春日山では、久しぶりに帰ってきた兼続を
上田衆が大喜びで迎える。
一緒に謹慎がとかれ、一日早く戻っていた
泉沢久秀(東幹久)とも喜び合う。
景勝に挨拶し、詫びる兼続。
ぶすっとしている景勝に、
まだ怒っているのかと落胆し、去ろうとするが、
「待て、しばらくそこにおれ。」
「蟄居の苦労話などを聞かせてはくれぬか。
兼続らしゅう、面白くな。」
微笑む景勝に、上田衆も
「殿がお笑いになった!」と大喜び。
兼続がいない間、景勝がずっと黙ったままで、
何をしてもだめだったのが、
兼続のおかげで、笑みが戻ったのだった。
兼続の弟、与七も奉公を許される。
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仙桃院(高島礼子)に、あいさつに行った兼続は、
王である北辰の星、景勝のまわりに、
いつも離れずに寄り添っている北斗の七星が
兼続なのだと教えられる。
その運命を仙桃院とお藤が信じ、
景勝に兼続が仕えることになったのだという
ことがわかり、兼続は改めて誓う。
「この兼続、二度と殿のおそばを離れませぬ!
北斗の七星のごとく、お仕えいたします!」
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与七と兼続が春日山から、越後の地を眺めていると
直江信綱(山下真司)が通りかかり、声をかける。
家に招かれた兼続は、
今は信綱の妻となったお船から、
お酒の酌をしてもらいながら、
お船がかつて言った「遅かったのう。。」という
言葉に思いを馳せる。
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3月になり、諸将が春日山に軍勢が集結した。
天下に上杉の名が轟くことを望んでいると
景虎が言うと、謙信は、
「何か思い違いをしておるようじゃ」
信長を倒したあとは、
足利義昭を京に迎え足利幕府を再興し、
越後に引き返すという。
謙信が天下を治めることが、乱世を終わらせる
ことになるのだ、と主張する景虎に、
「わしは信長に、いや、天下の万民に
利を得るより気高きものがあることを
知らしめたいのじゃ。
それこそが、わが義。
人が人であることの美しさよ。」
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謙信に呼ばれた兼続は、
何を考えていたかを聞かれ、
「私にはよくわからないのでございます。」
と正直に答える。
「それでよい」
驚く兼続。
「兼続、そなたは迷うことだらけ。
だからこそ、見つけられるものがある。」
謙信は、そうやって「己の義」を見つけられる
のだという。
「わたしの。。。義。。」
「まことの義を見つけ得るものがあるとすれば、
その者は、己との闘いの中に孤独の身を置き、
瞑想を続ける者じゃ。」
「兼続、わしは、そなたこそが
わが意思を真に受け継ぐ者じゃと思うておる。」
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