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第7回 天地人あらすじ「母の願い」2/15
第7話「母の願い」(2月15日放送)
故郷での蟄居を命ぜられた樋口兼続(妻夫木聡)は、
幼い頃修行した、上田庄(うえだのしょう)の
雲洞庵(うんとうあん)で、謹慎していた。
謙信に、自分には義のために人を殺めることができない、
と訴える兼続。
謙信は、景勝に「もうよい!打ち捨てい!」と命じる。
景勝が刀を振りかざすと。。。 夢であった。。。
ある日、弟の与七(小泉孝太郎)が訪ねてくる。
兄を気遣う与七。。。
与七は、口止めされていたにも関わらず、
母が倒れたことを、つい話してしまう。
顔を見せに戻るよう説得するが、
兼続は、今は会えぬ、と断る。
--------
ある日、城から樋口惣右衛門(高嶋政伸)が戻ると、
寝込んでいた お藤(田中美佐子)が起きあがり、
娘のきた(江波戸ミロ)から櫛を受け取って、
惣右衛門の髪をすき始める。
「病気がちであった私をいつも優しく
いたわってくださった。
なのに、私は、こんなことしかできませぬ。。」
「わしはそなたがいてくれたら、
それだけでよいのじゃ」
二人は、兼続のことを想い、心配するが、
お藤が兼続を信頼し、
心配している様子を見せないことに
「母は強しじゃ」と感じ入る惣右衛門。
「母はわが子を信じるほかはないのでございます。」
--------
二月、北条氏政が上杉謙信(阿部寛)の隙をついて、
関東北部の上杉方に侵攻を始めた。
七尾城近くの石動山に陣をしいて、
攻略の時をうかがっていた上杉軍は、関東からの
援軍要請を受け、春日山城に一旦戻ることになった。
景虎などは、七尾城を攻略してから、
と主張したのだが、
「上杉の戦は、何より義の戦でなければならぬ」
という上杉謙信の言葉で撤退が決まったのだ。
--------
春日山城に戻った謙信のもとに、病で退いていた
直江景綱(宍戸錠)が訪ねてくる。
景綱は、蟄居を命ぜられている甥の兼続の
許しを願い出る。
「景勝さまのおそばには、兼続がおらねばなりませぬ。
ゆくゆく上杉にとっても、わが甥ながら、
あのようなものが。。。」
「そなたの思いは、わしにもようわかっておる。
安心するがよい。」
謙信は、景綱に杯を差し出し、
「景綱、そなたは、わが第一の家臣じゃ。
今まで、苦労をかけたのう。」
「御屋形様、、ありがたきお言葉。。」
涙をながし、感激に震えながら、酒を受ける。
自宅にもどり、妻とお船に、
会見の様子を、感慨深げに伝えた景綱は、
その3日後に、この世を去った。
--------
閏七月、関東で北条を撃退した上杉謙信は、
七尾城攻めを再開した。
お船の夫、直江信綱(山下真司)も参戦し、
景勝に挨拶する。
景勝は、お船の夫かと思うと複雑な心境で
居心地が悪い。
一方兼続は、相変わらずの蟄居生活を続けている。
このところ、母の病気治癒の願掛けに、
石を運んで積み上げることを続けていた。
ところがある日、母が危篤との連絡をうける。
「すぐに戻るのじゃ」という北高全祝(加藤武)
の言葉にも、
「私は行けませぬ。」
と自分の気持ちを押し殺す兼続。。。。
「たわけ!」
「与六!己を見つめよというお屋形様のお言葉、
忘れてはおらぬな。己の真を見るのじゃ。
そして、その真に従うのじゃ!
よいな!」
---------
床についているお藤を、惣右衛門が励ましている。
兼続が駆け付けるが、声をかけても
わからない様子。
「どこにおる。。」
手を握って「ここでございます。」
目をあけるお藤。「与六。。。母は。。」
何かを語りかけようとするが、
そのまま力尽きる。。。
「母上!」
--------
景勝のもとにも、お藤の死の知らせが届く。
「泣いておるのかのう。。」
降り続く雨の中、兼続に思いを馳せる景勝。。
---------
母が最後の言いたかったことは、何なのか。。。
自分は何と親不幸なのか。。
と自分を責め続け、後悔の日々を送る兼続。
やがて49日の法要が営まれ、
信綱の妻となったお船もやってきた。
惣右衛門に送るように言われた兼続は、
旅籠まで伴をする。
途中、季節はずれの蛍を見かける。
疲れやつれた兼続を見かねて、お船が
ここで清めて行きなさいと勧める。
無精ひげもそり、外に出てきた兼続。
そこへ、蛍が一匹。。
真っ赤に色づいた紅葉を見つけて、
幼いころ、母に言われたことを思いだす兼続。
「紅葉のごとき家臣になりなさい。」
「母は信じていますよ。」
いつしか横にお船が立っていた。
「母は、私に、紅葉のごとき家臣になれ、
と。。そんな母の言葉を、今、
思い出していたのでございます。」
「父も紅葉のごとくに散っていきました。
御屋形様を信じ、その命をささげたのです。
この越後を守るために。」
「それが、上杉の侍の生きる道なのです。」
「お船殿、私はもう泣きませぬぞ。」
「まことでございますか」
「ええ、二度と泣きはしませぬ。」
:
「遅かったのう」
「もう少し早く父が今の言葉を聞いていたら。。。
そなたを私の婿とし、
直江を継がせていたでしょうに。」
故郷での蟄居を命ぜられた樋口兼続(妻夫木聡)は、
幼い頃修行した、上田庄(うえだのしょう)の
雲洞庵(うんとうあん)で、謹慎していた。
謙信に、自分には義のために人を殺めることができない、
と訴える兼続。
謙信は、景勝に「もうよい!打ち捨てい!」と命じる。
景勝が刀を振りかざすと。。。 夢であった。。。
ある日、弟の与七(小泉孝太郎)が訪ねてくる。
兄を気遣う与七。。。
与七は、口止めされていたにも関わらず、
母が倒れたことを、つい話してしまう。
顔を見せに戻るよう説得するが、
兼続は、今は会えぬ、と断る。
--------
ある日、城から樋口惣右衛門(高嶋政伸)が戻ると、
寝込んでいた お藤(田中美佐子)が起きあがり、
娘のきた(江波戸ミロ)から櫛を受け取って、
惣右衛門の髪をすき始める。
「病気がちであった私をいつも優しく
いたわってくださった。
なのに、私は、こんなことしかできませぬ。。」
「わしはそなたがいてくれたら、
それだけでよいのじゃ」
二人は、兼続のことを想い、心配するが、
お藤が兼続を信頼し、
心配している様子を見せないことに
「母は強しじゃ」と感じ入る惣右衛門。
「母はわが子を信じるほかはないのでございます。」
--------
二月、北条氏政が上杉謙信(阿部寛)の隙をついて、
関東北部の上杉方に侵攻を始めた。
七尾城近くの石動山に陣をしいて、
攻略の時をうかがっていた上杉軍は、関東からの
援軍要請を受け、春日山城に一旦戻ることになった。
景虎などは、七尾城を攻略してから、
と主張したのだが、
「上杉の戦は、何より義の戦でなければならぬ」
という上杉謙信の言葉で撤退が決まったのだ。
--------
春日山城に戻った謙信のもとに、病で退いていた
直江景綱(宍戸錠)が訪ねてくる。
景綱は、蟄居を命ぜられている甥の兼続の
許しを願い出る。
「景勝さまのおそばには、兼続がおらねばなりませぬ。
ゆくゆく上杉にとっても、わが甥ながら、
あのようなものが。。。」
「そなたの思いは、わしにもようわかっておる。
安心するがよい。」
謙信は、景綱に杯を差し出し、
「景綱、そなたは、わが第一の家臣じゃ。
今まで、苦労をかけたのう。」
「御屋形様、、ありがたきお言葉。。」
涙をながし、感激に震えながら、酒を受ける。
自宅にもどり、妻とお船に、
会見の様子を、感慨深げに伝えた景綱は、
その3日後に、この世を去った。
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閏七月、関東で北条を撃退した上杉謙信は、
七尾城攻めを再開した。
お船の夫、直江信綱(山下真司)も参戦し、
景勝に挨拶する。
景勝は、お船の夫かと思うと複雑な心境で
居心地が悪い。
一方兼続は、相変わらずの蟄居生活を続けている。
このところ、母の病気治癒の願掛けに、
石を運んで積み上げることを続けていた。
ところがある日、母が危篤との連絡をうける。
「すぐに戻るのじゃ」という北高全祝(加藤武)
の言葉にも、
「私は行けませぬ。」
と自分の気持ちを押し殺す兼続。。。。
「たわけ!」
「与六!己を見つめよというお屋形様のお言葉、
忘れてはおらぬな。己の真を見るのじゃ。
そして、その真に従うのじゃ!
よいな!」
---------
床についているお藤を、惣右衛門が励ましている。
兼続が駆け付けるが、声をかけても
わからない様子。
「どこにおる。。」
手を握って「ここでございます。」
目をあけるお藤。「与六。。。母は。。」
何かを語りかけようとするが、
そのまま力尽きる。。。
「母上!」
--------
景勝のもとにも、お藤の死の知らせが届く。
「泣いておるのかのう。。」
降り続く雨の中、兼続に思いを馳せる景勝。。
---------
母が最後の言いたかったことは、何なのか。。。
自分は何と親不幸なのか。。
と自分を責め続け、後悔の日々を送る兼続。
やがて49日の法要が営まれ、
信綱の妻となったお船もやってきた。
惣右衛門に送るように言われた兼続は、
旅籠まで伴をする。
途中、季節はずれの蛍を見かける。
疲れやつれた兼続を見かねて、お船が
ここで清めて行きなさいと勧める。
無精ひげもそり、外に出てきた兼続。
そこへ、蛍が一匹。。
真っ赤に色づいた紅葉を見つけて、
幼いころ、母に言われたことを思いだす兼続。
「紅葉のごとき家臣になりなさい。」
「母は信じていますよ。」
いつしか横にお船が立っていた。
「母は、私に、紅葉のごとき家臣になれ、
と。。そんな母の言葉を、今、
思い出していたのでございます。」
「父も紅葉のごとくに散っていきました。
御屋形様を信じ、その命をささげたのです。
この越後を守るために。」
「それが、上杉の侍の生きる道なのです。」
「お船殿、私はもう泣きませぬぞ。」
「まことでございますか」
「ええ、二度と泣きはしませぬ。」
:
「遅かったのう」
「もう少し早く父が今の言葉を聞いていたら。。。
そなたを私の婿とし、
直江を継がせていたでしょうに。」
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