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第2回 天地人あらすじ 「泣き虫、与六」

第2話「泣き虫、与六」 (1月11日放送)

雲洞庵で、北高全祝(ほっこう ぜんしゅく 加藤武)のもと
修行を続ける、喜平次(後の景勝、溝口琢矢)と
与六(後の直江兼続、加藤清史郎)と小姓たち。

喜平次は寡黙で、小姓たちと交わらず、
小姓たちもそんな喜平次と、今一つ距離を置いてしまう。

与六は、負けん気の強い性格で、意地を張りとおし、
年上の小姓たちとけんかばかりの日々であった。

ある日、鉄砲を教えに寺に来た家老達の一行に、
与六の父、樋口惣右衛門 (高嶋政伸)がいた。
久しぶりの再会である。
なつかしさに、抱き上げたりしたが、
なれなれしくしてはならないと、自制する。

与六は、頂いた干菓子を、母上へのおみやげにと
父に託す。
受け取った母は、ほんとうにうれしそうである。
食べずに大事そうにしまうのであった。

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寺では、与六のことをチビと呼ぶ又五郎と、
けんかばかり。
心を開かない与六は、意地を張りとおし、
叱られてばかりの日々であった。

夜、母の思い出に涙する与六。
そこへ、喜平次が食事を抜かされた
与六のために、おにぎりをもってやってくるが。。

「わしは、こんなとこ
ほんとうに、来とうはなかった。」

「どうしてわしを呼んだのじゃ!
わしは、喜平次様の小姓になど
なりとうはなかったのに!」

その後、与六がいなくなっていることに気づいた
喜平次は和尚にどうすればよいか尋ねる。

それを決めるのは自分ではない、と和尚。

「素直な気持ちをお伝えなされ。」

------------

夜、気配を感じて外に出た、母・お藤(田中美佐子)。
扉をあけると、そこに与六が。

「与六!与六!…どうしたのです!さ、中へ!」

中に入れて、抱きしめる母。

「こんなに冷たくなって。
…何か、…あったのか?」

「与六は、母上のそばがよい。
あんなとこに、行きとうはない」

(与六への想いを断ち切るように)
「与六、…戻るのです。」

「母上…」

「寺に…戻りなさい。」

「いやじゃ」

蓑を着せて、与六を無理やり家の外に出す。

「そなたは、もう母の子ではないと言ったはず。

そなたは、この越後の子となったのですよ。」

「ははうえぇぇ」

何度も呼び続ける与六。

「母上…」

あきれらめて去りかけるが、
精も魂も尽きはて、しゃがみこむ。

そこへ、喜平次がやってくる。

「与六、もどるのじゃ」

「もう歩けん」

無言でしゃがみ込み、背を向ける喜平次。
与六は、もういちど家を振り返る。

そこには、隙間から見つめる母が。。
身を隠す母。

与六を背負った喜平次が、家に目を向けると
そこには、手を合わせる母お藤の姿が。

お藤の想いをしっかり受け止めたかのように
喜平次が見つめる。。

与六を背負った喜平次は、与六を背負ったまま
自分の想いを与六に告げる。

「そなたになら、思っていることを話せる。
寺に来てくれて、わしは、
ほんに、うれしかったのじゃ」

「与六、この喜平次のそばにいてくれぬか」

「いつまでも、わしのそばにいよ!」

------------

「どうじゃ、
泣くとすっきりするであろう?」

「じゃあ喜平次さまもお泣きになるのか?」

「わしは泣かぬ。
上に立つものは、みだりに泣いてはならぬのじゃ」

「喜平次さまのそばには、この与六がおる。
いつもおる。」

「では、なにがあっても、そなたとわしは一緒だな。」

「はい!」

天空の王、北極星とそれを守護する北斗七星
のように、二人の絆がしっかりと
結びあわされた瞬間であった。

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時は天正元年、武田方の偵察に川中島に来た
樋口兼続(ひぐち かねつぐ・与六、妻夫木聡)と
泉沢久秀(いずみざわ ひさひで・又五郎)。

山頂で川中島の戦いに思いを馳せる兼続の胸には、
かつて上杉輝虎が、坂戸城の大手門で
射かけられた弓を振り払ったときの、
先のつぶれた矢じりが下がっていた。

そこへ、武士の集団が通りかかる。

「武田方だ、しかも相当偉いそうなやつだ」

逃げようとする久秀に、兼続は

「せっかくだ顔ぐらいみてやろう」

「おい、上杉の者だとわかれば殺されるぞ!」

「われらは武田方の様子を見に来たのだぞ!」

「おちびの時から、まっこと
わしの言うこと聞かんな。」

土下座して見送る二人のそばで
一旦立ち止まり、見つめたあと去っていく武将。

川中島の臨む海津城の城主、高坂弾正忠昌信
(こうさかだんじょうのじょうまさのぶ)であった。

やりすごしたあと、部下から声をかけられた名前から
海津城主、高坂弾正であろうと、話していると、
武田方が引き返してきた。

大慌てで逃げる二人。

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三方が原で、徳川を破った武田信玄は、
大軍を率いて上洛を目指して西に進軍していた。

「われは逃げる」

京を背に背水の陣を敷き、そして迎え撃つ
考えの織田信長であった。

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「殿、一大事でございます。」

「どうした」

「武田が。。」

(おいおい、そこで終わるのか。。)

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