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第49回「明治前夜の再会」12/7放送・あらすじ
篤姫 第49回「明治前夜の再会」のあらすじ
ひと月足らずの間に、城を明け渡すことになり、
女中たちもほぼすべて落ち着き先が決まっていた。
本寿院(高畑淳子)は、あれもこれも持って行こうと
バタバタしている。
「そうじゃ。納戸の箪笥も運ばせよう。」
表方では、武装解除が進んでおり、
武器をすべて蔵に納めていた。
静寛院(堀北真希)は、徳川御三卿の一つ清水家に
うつることになった。
静寛院は、天璋院(宮崎あおい)に、
徳川宗家が江戸城に戻れるよう、
朝廷に嘆願するつもりであることを告げる。
「私は、やろうと決めたことを信念を持って
やるまでにございます。それこそが、母上様から
学んだことにほかなりませぬゆえ。」
天璋院は、大奥にひとりで
家定と過ごした時間をなつかしく思い出していた。
「上様、私は、上様との思い出を胸に、
この大奥を、、、去ることに致します。」
駕籠の支度ができたことを告げにきた
滝山(稲森いずみ)は、
大奥とともに消えるつもりであると言う。
本寿院は、出発という時になって
花を生けていた。
それを見た天璋院は、何かを思い立って
皆に花を生けさせるのであった。
いよいよ城を去る時、天璋院は滝山に、
自分の代で城を明け渡すことが無念である
ことを話す。
滝山は、天璋院なればこそ、
今回のことを乗り切ることができた。
自らの運命を知った大奥が、天璋院を選び、
ここに呼び寄せたに違いないと言う。
涙を流す滝山。
誰もいなくなった大奥に、薩摩の軍勢が
入ってくる。
部屋に飾られた、生け花の美しさに感動する。
「こいは。。」(これは。。。)
「まっこて、美しか。」(ほんとうに、美しい)
「こいが大奥。。。」(これが大奥。。)
一橋邸に移った天璋院達に用意されたのは、
天璋院の身分には合わない狭い部屋。
重野や唐橋はくやしがり、
本寿院も運び込んだ荷物で部屋がいっぱいだと
怒っている。
「あの元気を見習おうぞ。。」
勝と対面する天璋院。
朝廷からの達しにより、徳川宗家の禄高は70万石、
当主は田安亀之助とする、ということが決まったという。
2万を越える家臣と家族をどうやって養ったらよいのか、
途方にくれる天璋院。
朝廷のこのような決定に怒りをぶつける
小松帯刀(瑛太)。
徳川に力を与えるわけにはいかないという
大久保(原田泰造)に、帯刀は、
薩摩藩の領地・領民を朝廷に差し出すよう
久光(山口祐一郎)に進言するつもりであると告げる。
のちの版籍奉還である。
・・・・
静寛院は、家茂と過ごした城にいられないのなら
江戸にいる意味がないと、京に帰る。
重野も徳川家の困窮を憂い、女中をつれて
天璋院を見ているのがつらいと、別れを告げる。
・・・・
ぼんやりと薩摩の掛け軸を見てすごす
元気のない天璋院のもとに、ある日、小松帯刀が訪れる。
「よくぞ、よくぞ来てくださいました。」
不遇な境遇にしてしまったことを詫びる帯刀に対し、
天璋院は、幾島を江戸によこしてくれたことの礼を言う。
碁盤と碁石が運ばれ、昔のように対局を
始める二人。
帯刀は、子供ができたことを話す。
「実は、近(ちか)にではないのですが」
「まあ」厳しい咎めるような目の天璋院
近が認めてくれたことを話すと
「そうですか。。」
帯刀が意を決して
「もう昔のことなので思い切って申しますが。」
「何でしょう。」
「いや、、やはり、やめます。」
:
「やはり、申します。」
「実は・・・
私は、あなたを。。。。
お慕いしていたのです。。。。」
(にんまりしながら、ちいさい声で)
「…知っていました。」
腰を抜かすほど驚く帯刀。「ええっ!?」
「ジョン万次郎さんから聞きました。」
「では、それを承知の上でお聞きします。」
「もし、斉彬さまからの養女の話がなければ、
私と一緒になってくださいましたか?」
「それを聞いてどうなさるのですか?」
「私のあの頃の気持に、けりをつけてやりたいのです。」
「私の答えは。。。」
「御答えは。。??」
「亡き夫、家定に相談いたします。」
「…あっ。。ずるいなぁ、それは。」
「お幸せだったのですか?
その。。家定公とのお暮しは」
「この上もなく幸せでした。
心からわたくしをいつくしみ、愛してくれました。」
「そうでしたか。。」
「あなたもお近さんと?」
「はい、良き妻に恵まれたと思っています。」
「ならば、わたくしたちは、互いに幸せだったと
いうことですね。」
「そうですね。」
パチッ。
「終わりました。」
「やられた〜。」
囲碁は天璋院がまた勝った。
「私にとって、あのころの薩摩での思い出は宝物です。」
また会いに来て欲しいと頼む天璋院に、
帯刀は薩摩に帰るので難しいと答え、
天璋院はがっかりする。
大事な人がどんどんいなくなってしまうことを
悲しがる天璋院に、帯刀は、
「人はいなくなるのではなく、
また会うときの楽しみのために、
ひと時、離れ離れになるだけのことです。」
と元気づける。
「そうですね。私たちもこうやって、
また会えたのですから。」
すぐに元気を取り戻した天璋院を見て、
帯刀は、昔と全然変わらないと、笑い、
お互いの、お守りを見せ合うのであった。
「次に会う時まで元気でいます。」
「次に。。。会うときまで。。」
自分の足に目を落とす帯刀。
はたして再び会うことはできるのだろうか。
自らを奮い立たせて、帯刀は力強く、
「そうですね!次に会う時まで!」
涙を流して見つめ合う二人。。。
江戸が東京となり、
元号が明治となる数か月前のことでした。
ひと月足らずの間に、城を明け渡すことになり、
女中たちもほぼすべて落ち着き先が決まっていた。
本寿院(高畑淳子)は、あれもこれも持って行こうと
バタバタしている。
「そうじゃ。納戸の箪笥も運ばせよう。」
表方では、武装解除が進んでおり、
武器をすべて蔵に納めていた。
静寛院(堀北真希)は、徳川御三卿の一つ清水家に
うつることになった。
静寛院は、天璋院(宮崎あおい)に、
徳川宗家が江戸城に戻れるよう、
朝廷に嘆願するつもりであることを告げる。
「私は、やろうと決めたことを信念を持って
やるまでにございます。それこそが、母上様から
学んだことにほかなりませぬゆえ。」
天璋院は、大奥にひとりで
家定と過ごした時間をなつかしく思い出していた。
「上様、私は、上様との思い出を胸に、
この大奥を、、、去ることに致します。」
駕籠の支度ができたことを告げにきた
滝山(稲森いずみ)は、
大奥とともに消えるつもりであると言う。
本寿院は、出発という時になって
花を生けていた。
それを見た天璋院は、何かを思い立って
皆に花を生けさせるのであった。
いよいよ城を去る時、天璋院は滝山に、
自分の代で城を明け渡すことが無念である
ことを話す。
滝山は、天璋院なればこそ、
今回のことを乗り切ることができた。
自らの運命を知った大奥が、天璋院を選び、
ここに呼び寄せたに違いないと言う。
涙を流す滝山。
誰もいなくなった大奥に、薩摩の軍勢が
入ってくる。
部屋に飾られた、生け花の美しさに感動する。
「こいは。。」(これは。。。)
「まっこて、美しか。」(ほんとうに、美しい)
「こいが大奥。。。」(これが大奥。。)
一橋邸に移った天璋院達に用意されたのは、
天璋院の身分には合わない狭い部屋。
重野や唐橋はくやしがり、
本寿院も運び込んだ荷物で部屋がいっぱいだと
怒っている。
「あの元気を見習おうぞ。。」
勝と対面する天璋院。
朝廷からの達しにより、徳川宗家の禄高は70万石、
当主は田安亀之助とする、ということが決まったという。
2万を越える家臣と家族をどうやって養ったらよいのか、
途方にくれる天璋院。
朝廷のこのような決定に怒りをぶつける
小松帯刀(瑛太)。
徳川に力を与えるわけにはいかないという
大久保(原田泰造)に、帯刀は、
薩摩藩の領地・領民を朝廷に差し出すよう
久光(山口祐一郎)に進言するつもりであると告げる。
のちの版籍奉還である。
・・・・
静寛院は、家茂と過ごした城にいられないのなら
江戸にいる意味がないと、京に帰る。
重野も徳川家の困窮を憂い、女中をつれて
天璋院を見ているのがつらいと、別れを告げる。
・・・・
ぼんやりと薩摩の掛け軸を見てすごす
元気のない天璋院のもとに、ある日、小松帯刀が訪れる。
「よくぞ、よくぞ来てくださいました。」
不遇な境遇にしてしまったことを詫びる帯刀に対し、
天璋院は、幾島を江戸によこしてくれたことの礼を言う。
碁盤と碁石が運ばれ、昔のように対局を
始める二人。
帯刀は、子供ができたことを話す。
「実は、近(ちか)にではないのですが」
「まあ」厳しい咎めるような目の天璋院
近が認めてくれたことを話すと
「そうですか。。」
帯刀が意を決して
「もう昔のことなので思い切って申しますが。」
「何でしょう。」
「いや、、やはり、やめます。」
:
「やはり、申します。」
「実は・・・
私は、あなたを。。。。
お慕いしていたのです。。。。」
(にんまりしながら、ちいさい声で)
「…知っていました。」
腰を抜かすほど驚く帯刀。「ええっ!?」
「ジョン万次郎さんから聞きました。」
「では、それを承知の上でお聞きします。」
「もし、斉彬さまからの養女の話がなければ、
私と一緒になってくださいましたか?」
「それを聞いてどうなさるのですか?」
「私のあの頃の気持に、けりをつけてやりたいのです。」
「私の答えは。。。」
「御答えは。。??」
「亡き夫、家定に相談いたします。」
「…あっ。。ずるいなぁ、それは。」
「お幸せだったのですか?
その。。家定公とのお暮しは」
「この上もなく幸せでした。
心からわたくしをいつくしみ、愛してくれました。」
「そうでしたか。。」
「あなたもお近さんと?」
「はい、良き妻に恵まれたと思っています。」
「ならば、わたくしたちは、互いに幸せだったと
いうことですね。」
「そうですね。」
パチッ。
「終わりました。」
「やられた〜。」
囲碁は天璋院がまた勝った。
「私にとって、あのころの薩摩での思い出は宝物です。」
また会いに来て欲しいと頼む天璋院に、
帯刀は薩摩に帰るので難しいと答え、
天璋院はがっかりする。
大事な人がどんどんいなくなってしまうことを
悲しがる天璋院に、帯刀は、
「人はいなくなるのではなく、
また会うときの楽しみのために、
ひと時、離れ離れになるだけのことです。」
と元気づける。
「そうですね。私たちもこうやって、
また会えたのですから。」
すぐに元気を取り戻した天璋院を見て、
帯刀は、昔と全然変わらないと、笑い、
お互いの、お守りを見せ合うのであった。
「次に会う時まで元気でいます。」
「次に。。。会うときまで。。」
自分の足に目を落とす帯刀。
はたして再び会うことはできるのだろうか。
自らを奮い立たせて、帯刀は力強く、
「そうですね!次に会う時まで!」
涙を流して見つめ合う二人。。。
江戸が東京となり、
元号が明治となる数か月前のことでした。
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