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第45回「母からの文」11/9放送

天璋院(宮崎あおい)の、
「徳川家と大奥は自らが守る」という宣言に、
大奥は落ち着きを取り戻していた。

薩摩では、小松帯刀(瑛太)とジョン万次郎(勝地涼)が
会っていた。龍馬(玉木宏)が暗殺され、土佐藩の行方が
心配なジョン万次郎は、薩摩を去る決意を告げた。
帯刀は脚の病気のため、京に向かうことができず、
無念の様子。

徳川家を武力をもってしても退けようとしている
西郷(小澤征悦)と大久保(原田泰造)に対し、
帯刀は、あくまでも戦を避けたい考えであった。

帯刀は、西郷と大久保に、
慶喜(平岳大)に辞官納地を全力で求めるよう
要請していたが、
西郷は、慶喜が求めに応じないときは、
武力で討つ決意を告げていた。
大久保は、帯刀に薩摩が負けた時に備え、
帯刀には薩摩に残ってほしいと告げる。

京では、
岩倉具視(片岡鶴太郎)が、西郷、大久保らに
王政復古の宣言を行うことを告げていた。

慶応三年(1867)12/9御所で、天皇親政による
王政復古の宣言がなされ、慶喜には
官位と領地の一部返上の勅命が出された。

慶喜は、二条城でこれを聞き、
「徳川の領地は帝より授かりしものにあらず!」
と激怒するが、一旦、大阪城に退く。

天璋院は、勝(北大路欣也)を召しだして尋ねるが、
勝にもどうなるかわからずにいる。
戦を何としても避けねばという思いだけが、
天璋院にはある。

大阪城の慶喜は、諸外国の公使を大阪城に招き、
日本国の主権は、今なお自分にあることを宣言し、
薩摩・長州に真っ向から対立していた。

薩摩の帯刀は、戦は避けられないものと覚悟していた。
お近(ともさかりえ)から、
天璋院様をお救いしたいのではないかと問われ、
天璋院の母、お幸(樋口可南子)に
天璋院に薩摩に帰るように、と手紙を書いてもらいに行く。

お幸は涙を浮かべ、藩主様や久光様の御許しもなく
勝手なまねはできない。また、
薩摩の女子には薩摩の女子の筋の通し方というものがある、
と言って断る。

あきらめきれない帯刀は、久光のもとに赴き
手紙を書く許可をもらって、再び今和泉家に戻る。
「ありがたく…ありがたく存じます…」
お幸は涙を流して感謝する。

手紙は、江戸薩摩藩邸の小の島(佐藤藍子)から、
天璋院のもとへ届けられる。

薩摩にお帰り頂きたいのです。
母の願いに目を潤ませる天璋院であったが、
大奥を離れるわけにはいかないと、きっぱり断る。

小の島も小松帯刀の厳命を受けており、
必死にお願いするが、

「私は徳川の人間として、この大奥を守る。
わかってくれ、小の島…頼む」

天璋院の様子を見守っていた大奥の面々は、
天璋院を薩摩に返してあげたい重野(中嶋朋子)と
反対する滝山(稲森いずみ)が唐橋(高橋由美子)も
交えて喧々諤々の議論をしていた。

結局、重野に押し切られた滝山は、天璋院に
薩摩に戻るようにお願いに行く。
「これから大奥は私たちが守って参ります。」

重野たちの気持ちに心を打たれた天璋院は、
涙を流しながらも微笑んで、
「いや、帰らぬ。
そなたたちこそが、私の家族であるからじゃ。
何があろうと、最後までそなたたちと一緒じゃ。」

家族という言葉に皆が心を打たれるのであった。
唐橋などは、子供のように大泣きしている。

薩摩では、生母・お幸が涙を流していた。
お幸には、天璋院が戻ってこないことは
わかっていたのだ。
自分の子供だから。。。
そしてまた、自分の子供だからこそ、
手紙を書かずにはいられなかったのだと。。。

江戸城二の丸が炎上し、薩摩の手によるのでは
ないかとのうわさが流れる。
勝によると、町のあちこちで薩摩を名乗る者が
騒ぎを起こしているとのこと。
薩摩は、徳川を挑発し、徳川側から手を出させようと
する西郷の策であった。

京の薩摩藩邸では、徳川が挑発に乗って手を出すのを
錦の御旗(にしきのみはた)を用意して、
手ぐすね引いて待っている。

そしてとうとう江戸の薩摩藩邸が、徳川によって
焼き打ちされる、という事件が発生。

知らせを受けた大阪城の慶喜は激怒。
「ばかものどもめが…早まりおって…
朝廷に薩摩討伐を願い出る。
年が明けたら直ちに京へ向かえ!」

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